昨日、今日と2日続けて「土佐いく子」デーになりました。
昨日は土佐先生の息子さんのコンサート会場でお会いしました。コンサートはとても素晴らしい内容で、それはあらためてレポートすることにして、今日は天王寺で次の新刊本の打ち合わせでした。
超ロングセラー本、『子育てがおもしろくなる話』の第2弾です。ずっと以前から相談はしていたのですが、やっとこさ発行できる目途がたってきました。この2日間、原稿を改めて読んでいたのですが、正直、思わず何度もこみ上げてしまい、なかなか前に読み進むことができませんでした。
もし自分がもう一度小学生に戻れるならば、絶対に「土佐学級」に入りたい、この先生の教室で学びたい、遊びたい、友達を作りたい・・・そう強く思ってしまいました。そこには一教師の作文教育の実践という枠をはるかに超えた、なんと表現すればいいのでしょうか、日々の暮らしを通しての子ども讃歌、父母讃歌、平和讃歌、労働讃歌、家族讃歌・・・などが実にリアルに暖かく表現されているのです。そして、教育とは、学力とは、生きるとは・・・。
子育て中の父母や教師、保育関係者だけでなく、子どもにかかわるすべての人たちに読んでもらえる内容の本になるでしょう。
打ち合わせ中、土佐先生がこの半年間大阪大学で担当してきた「教育方法学」の授業のことについて話を聞きました。教職課程の科目で学部の枠を超えて80名余りの受講生がいたそうですが、一人ひとり学生たちの様々な思いに触れとても勉強になったそうです。そしてなんと最終日には大学のこういう講義では珍しく、多くの学生が授業の終了をとても残念がり、懇親会が行われたそうです。
ということで、5月の発行めざしていくことになりました。ハイ!