GWの5月5日、時間ができたのでかねてから一度訪れてみたかった舞鶴引揚記念館に行ってみた。というのも、父母がともにここへの引揚者だったからだ。
特に父は、京都宮津生まれ→16歳で志願兵→ソ満国境警備→シベリア収容所→脱走→馬賊→中国共産軍入り→朝鮮戦争→母と結婚→長男誕生→舞鶴に引揚→母の田舎へという数奇な人生を歩んできて、多少はその話を聞いていたから気になっていたのだ。
舞鶴港は周囲を山にぐるりと囲まれた静かな港。この左から引揚船が入港した
沖合に停泊した引揚船から艀に乗って桟橋に移動、多くの人たちの出迎えを受けた。現在工場のある右手に復員のための施設があった。
訪れた日は入館料無料の日でこの後、舞鶴軍港を象徴する赤レンガの建物群も訪ねた。