数年前散歩中に貴重な建築物ではないかと
気に留めていたのが江戸期から伝わる建物
であることを知ることになりましたので紹介し
ます、
[増田さんが心田菴を長崎市に寄贈]
貴重な文化遺産として活用が期待される心田菴
長崎新聞掲載とNIB長崎国際TVのnews every
で知ることとなりました。
長崎市片渕2丁目に江戸期から伝わる日本庭園
心田菴(しんでんあん)を増田水産(元船町)
増田脩二社長が長崎市に寄贈されました
茶室を備えた、かやぶきの木造平屋などもあり
長崎市は貴重な文化遺産として一般開放に向けて
調査着手に入りました、心田菴は1680年頃唐通事
の何兆晋(がちょうしん)が建設したとされる別荘で
19世紀には唐通事で著名な茶人でもあった神代松
隠(くましろしょういん)が茶事に利用したことで
心田菴の名が広く知られるようになったといわれて
います、
かやぶきの母屋、土蔵、庭園厠のほか寄贈品の中
には巻物や黒檀座卓、びょうぶなども含まれており
庭園には古い石灯篭もあり昔の雰囲気が随所に
漂っている
増田さんは1600年代から続く歴史ある庭園、茶会
だけでなく市民のために広く役立ててもらうと有難い
と話されています
下図は一般開放が待ちどうしい心田菴の入口です