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わが町自慢120選倉田水樋水源跡

2010年04月01日 | まち歩き

    長崎218年の水がめ・倉田水樋跡

    所在地・長崎市伊良林1丁目1-3

新大工町電停から中島川に出るとすぐ右手に

銭屋橋が見える、この橋を渡ると30m川下に

倉田水樋跡の石碑が立っています、これは

1673年に本五島町在の回船問屋倉田次郎右衛門

が私財を投じて造った水源跡である、倉田はこの地

に湧き出す中島川の伏流水と、そこに流れ込む若宮

川の合流点に堰を築き水源地とした

この水は八幡町八幡神社付近まで地上を導かれ

その先は地下1.5mに埋めた水樋により東浜の町

西築町まで導水され更に堰で分岐して末端へ配られ

た、その給水区域は当時の長崎66ヶ町中50ヶ町余

に及び218年間市民の水がめとなった、1891年

(明治24年)本河内高部水源地の給水開始により

その役割を終えた、この水樋は私費を投じて造った

日本初の水道であり、倉田は奉行所から世襲で水樋

支配役に任ぜられ、立山の水道建設にも腕を振るった

Photo

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
この石碑、拝見したことがありました。 長崎には、... (中川五見)
2010-04-01 21:41:29
この石碑、拝見したことがありました。 長崎には、歴史的な石碑が多いのですが、地味なので、あまり注目されないと思うのですが… よく読むと、すごく勉強になりますね。
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