監督 フェルナンド・メイレレス
出演 レイフ・ファインズ
レイチェル・ワイズ
ユベール・クンデ
てっきりミニシアターでの公開と思われていたけど、意外とロードショー系列の劇場での公開となった「ナイロビの蜂」です。
レイチェル・ワイズが本年度アカデミー助演女優賞を獲得した作品で、その辺の芝居にも注目したいとこです。
アフリカのナイロビでイギリスの外交官として働くジャスティン(レイフ・ファインズ)は、ある日、弁護士で救援活動家の美しい妻テッサ(レイチェル・ワイズ)を殺されてしまう。失意の中、ジャスティンは、妻が追っていた事件がイギリスの薬品メーカーによる現地の人々を使った人体実験であることを突き止める。
意外だったのはもっとラブストーリー色が強いのかな?と思っていたら案外、社会派ドラマ的な雰囲気に製薬会社の陰謀を暴いていくサスペンスタッチな展開だったこと。
冒頭短いカットの積み重ねでテッサが殺されてしまう過程をサラリと見せて、次にジャスティンとの出会いからファーストシーンのテッサが命を奪われる旅立ちに行く場面につなげる編集はなかなか見事ですね。
実際は中盤からジャスティンが妻のテッサが何を追っていたのか?それを調べるためにアフリカへ渡るところから本題といっていいかも知れませんね。
そこから暴かれていく製薬会社の陰謀・・・妻が成し得なかったことを彼女に替わり真相を究明していく。
この辺の展開は安易にラブストーリーと思ってた私は意外で、しかもアフリカの悲惨な現実も垣間見せられてしまう。
この辺はもはやラブストーリーというより社会派サスペンスって感じですが、事件を追っていくうちに亡き妻の知られざる姿が浮かび上がり、そして真相究明とともに彼女の面影追い求め、やがて彼女の大きな愛を知る・・・
そう見てみると、やはり終わってみれば痛切なまでのラブストーリーだったんだな~と思ってしまいます。
またフェルナンド・メイレレス監督は手持ちカメラに寄るブレの激しい映像を随所に見せ、ドキュメンタリータッチな雰囲気を出している。
舞台が舞台だけに固定カメラよりは手持ちカメラの方が臨場感がありますね。
ところでオスカーを取ったレイチェル・ワイズですが、これでオスカー?て感じであまりそんなに印象がないですね~
むしろレイフ・ファインズのほうが印象的でしたよ・・・
★★★ 2006.6.8(木) アポロシネマ8プラス1 16:00 C-7
出演 レイフ・ファインズ
レイチェル・ワイズ
ユベール・クンデ
てっきりミニシアターでの公開と思われていたけど、意外とロードショー系列の劇場での公開となった「ナイロビの蜂」です。
レイチェル・ワイズが本年度アカデミー助演女優賞を獲得した作品で、その辺の芝居にも注目したいとこです。
アフリカのナイロビでイギリスの外交官として働くジャスティン(レイフ・ファインズ)は、ある日、弁護士で救援活動家の美しい妻テッサ(レイチェル・ワイズ)を殺されてしまう。失意の中、ジャスティンは、妻が追っていた事件がイギリスの薬品メーカーによる現地の人々を使った人体実験であることを突き止める。
意外だったのはもっとラブストーリー色が強いのかな?と思っていたら案外、社会派ドラマ的な雰囲気に製薬会社の陰謀を暴いていくサスペンスタッチな展開だったこと。
冒頭短いカットの積み重ねでテッサが殺されてしまう過程をサラリと見せて、次にジャスティンとの出会いからファーストシーンのテッサが命を奪われる旅立ちに行く場面につなげる編集はなかなか見事ですね。
実際は中盤からジャスティンが妻のテッサが何を追っていたのか?それを調べるためにアフリカへ渡るところから本題といっていいかも知れませんね。
そこから暴かれていく製薬会社の陰謀・・・妻が成し得なかったことを彼女に替わり真相を究明していく。
この辺の展開は安易にラブストーリーと思ってた私は意外で、しかもアフリカの悲惨な現実も垣間見せられてしまう。
この辺はもはやラブストーリーというより社会派サスペンスって感じですが、事件を追っていくうちに亡き妻の知られざる姿が浮かび上がり、そして真相究明とともに彼女の面影追い求め、やがて彼女の大きな愛を知る・・・
そう見てみると、やはり終わってみれば痛切なまでのラブストーリーだったんだな~と思ってしまいます。
またフェルナンド・メイレレス監督は手持ちカメラに寄るブレの激しい映像を随所に見せ、ドキュメンタリータッチな雰囲気を出している。
舞台が舞台だけに固定カメラよりは手持ちカメラの方が臨場感がありますね。
ところでオスカーを取ったレイチェル・ワイズですが、これでオスカー?て感じであまりそんなに印象がないですね~
むしろレイフ・ファインズのほうが印象的でしたよ・・・
★★★ 2006.6.8(木) アポロシネマ8プラス1 16:00 C-7