督 アンドリュー・ラウ
出演 チョン・ジヒョン
チョン・ウソン
イ・ソンジェ
まだまだ続く韓流映画ブーム(もうブームとは言えないね)の中でまたまた涙腺を刺激する映画が登場しました。
可愛いチョン・ジヒョンさんが出演のこの映画だけど「猟奇的な彼女」や「僕の彼女を紹介します」では相手役の男優より彼女の方が作品の中心的な存在でしたけど、さすが今回はチョン・ウソンに食われたかな?
(あらすじ)
アムステルダムで暮らすヘヨン(チョン・ジヒョン)の元に、毎日見知らぬ人からデイジーの花が届く。ある日街頭で似顔絵を描く彼女の前にジョンウ(。)が現れ、彼女は彼こそが待ち焦がれた運命の相手だと確信する。だが、実は男は国際警察の捜査官で、彼の追う暗殺者(チョン・ウソン)こそが花の贈り主だった。
デイジーの花が一つのキーポイントとして使われ、その花を挟んだ3人の男女の切ないラブストーリー・・・
へヨンの待ち焦がれる花の届け主は目の前に現れた男性で国際捜査官のジョンウと思いこみ心を寄せるが、彼はへヨンに惹かれながらも彼女の元を去っていく・・・そので一方で真の花の届け主である暗殺者は彼女に密かに思いを募らせ、やがて彼女に近づいていく、花の届け主を愛した彼女に・・・それは自分なんだが、へヨンにすれば去って行ったジョンウ・・・そしてジョンウにして見ればへヨンは自分ではなく花の贈り主を愛していると・・・この3人のすれ違った状況は実に切なくて、悲劇的な物語へと進んで行きます。
まさに韓流ドラマ路線爆発な一篇ですね。
でも「インファンナルフェア」のアンドリュー・ラウ監督だけあって交差する登場人物の描き方は上手いですね。
部屋の中の暗殺者と廊下のへヨンとジョンウ3分割画面による3人の鉢合わせしたシーンは秀逸でしたよ。
でも韓流おば様がうっとりくるのも判らない訳でもないですね。
終始イ・ソンジェとチョン・ウソンの2人の紳士な振る舞いはある種、韓国男性ならではといった独特のムードが出てきたような気がしますね。
「冬のソナタ」のヨン様演じる、イ・ミニョンさんも紳士的な振る舞いでしたからね。
この辺がおば様のツボにはまったりするんでしょうね~今回の作品で再認識させられましたよ。
クライマックスは派手な銃撃戦となり、やや韓流というより香港テイストなアクション路線の匂いを出しておりました。
でもその前にしっかり切ないまでの「純愛」が描かれていて韓流純愛路線と香港ノワールテイストが上手く噛み合ってたんではないでしょうか。
★★★★ 2006.6.22(木) 千日前セントラル 19:00 後方右側
出演 チョン・ジヒョン
チョン・ウソン
イ・ソンジェ
まだまだ続く韓流映画ブーム(もうブームとは言えないね)の中でまたまた涙腺を刺激する映画が登場しました。
可愛いチョン・ジヒョンさんが出演のこの映画だけど「猟奇的な彼女」や「僕の彼女を紹介します」では相手役の男優より彼女の方が作品の中心的な存在でしたけど、さすが今回はチョン・ウソンに食われたかな?
(あらすじ)
アムステルダムで暮らすヘヨン(チョン・ジヒョン)の元に、毎日見知らぬ人からデイジーの花が届く。ある日街頭で似顔絵を描く彼女の前にジョンウ(。)が現れ、彼女は彼こそが待ち焦がれた運命の相手だと確信する。だが、実は男は国際警察の捜査官で、彼の追う暗殺者(チョン・ウソン)こそが花の贈り主だった。
デイジーの花が一つのキーポイントとして使われ、その花を挟んだ3人の男女の切ないラブストーリー・・・
へヨンの待ち焦がれる花の届け主は目の前に現れた男性で国際捜査官のジョンウと思いこみ心を寄せるが、彼はへヨンに惹かれながらも彼女の元を去っていく・・・そので一方で真の花の届け主である暗殺者は彼女に密かに思いを募らせ、やがて彼女に近づいていく、花の届け主を愛した彼女に・・・それは自分なんだが、へヨンにすれば去って行ったジョンウ・・・そしてジョンウにして見ればへヨンは自分ではなく花の贈り主を愛していると・・・この3人のすれ違った状況は実に切なくて、悲劇的な物語へと進んで行きます。
まさに韓流ドラマ路線爆発な一篇ですね。
でも「インファンナルフェア」のアンドリュー・ラウ監督だけあって交差する登場人物の描き方は上手いですね。
部屋の中の暗殺者と廊下のへヨンとジョンウ3分割画面による3人の鉢合わせしたシーンは秀逸でしたよ。
でも韓流おば様がうっとりくるのも判らない訳でもないですね。
終始イ・ソンジェとチョン・ウソンの2人の紳士な振る舞いはある種、韓国男性ならではといった独特のムードが出てきたような気がしますね。
「冬のソナタ」のヨン様演じる、イ・ミニョンさんも紳士的な振る舞いでしたからね。
この辺がおば様のツボにはまったりするんでしょうね~今回の作品で再認識させられましたよ。
クライマックスは派手な銃撃戦となり、やや韓流というより香港テイストなアクション路線の匂いを出しておりました。
でもその前にしっかり切ないまでの「純愛」が描かれていて韓流純愛路線と香港ノワールテイストが上手く噛み合ってたんではないでしょうか。
★★★★ 2006.6.22(木) 千日前セントラル 19:00 後方右側