MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.060 「ブギーマン」 (2005年 90分 ビスタ)

2006-06-11 23:01:39 | 2006年劇場鑑賞
監督 スティーブン・ケイ
出演 バリー・ワトソン
    エミリー・デシャネル
    スカイ・マッコール=バートシアク



ブギーマン・・・この名前を聞くとどうしてもジョン・カーペンター監督の「ハロウィン」を連想してしまいます。
この映画の題名を最初に聞いた時、昨今のホラー映画のリメイクブームに乗ってあの「ハロウィン」もリメイクか?と思ったりしたんですが、全然別の物語でした。

あの「死霊のはらわた」(敢えてスパーダーマンとは言わず)を監督したサム・ライミが製作をしたホラー映画で、アメリカの都市伝説的なモンスター「ブギーマン」を題材にした作品です。
そういえば「ブギーマン 死霊の鏡」何ていう映画もありましたな・・・

(あらすじ)
仕事も恋愛も順調なティム(バリー・ワトソン)は、どこにでもいる20代の若者だが、決して人には言えないトラウマがあった。それは15年前、父親が自宅のクローゼットから出現した謎の怪物“ブギーマン”に連れ去られる現場を目撃していたのだ。以来、極度の暗闇恐怖症のティムだが、ある時、あのブギーマンが現われて……。

有名な役者はほとんど出てないのはB級ホラー感があって良いですね。
子供なら一度ぐらいは怖いと感じた夜の暗闇・・・特に寝るときの灯りを消した後の別世界のような暗い部屋の恐怖心をうまく突いたとは思いますが、どうも演出がしつこい!
クローゼットの奥からモンスターが現れ、連れさらっていくのだが、思わせぶりな場面が多く、「早よブギーマン出てこいよ!」と画面に言いたくなりましたよ!

主人公の青年ティムが暗闇のモンスター=ブギーマンと対決する物語なんですが、とにかく対決まで引っ張る、引っ張る!
結局ブギーマンが姿を現すのはまさにラストの数分程度でガッカリ!
そんなに引っ張るほどのご大層な映画でもあるまいし・・・90分と言う上映時間が長く感じた。

う~んもう少し期待してたんだが、何か色々詰め込んでたのがイマイチだめでしたね
単純なスラッシャー系かモンスター系にした方が私は好みでしたね。
ありきたりな場面も多かったし怖さもそんなに感じませんでした
サム・ライミ製作で期待したんですがね~
これならロバート・ゼメキスのダークキャッスルエンターティメント社のホラー映画の方がズ~と良いですね。



★★ 2006.6.9(金) 天六ユウラク座 23:50 中央通路後方





No.059 「トランスポーター2」 (2005年 仏=米 88分 シネスコ)

2006-06-11 01:51:28 | 2006年劇場鑑賞
監督 ルイ・レテリエ
出演 ジェイソン・ステイサム
    アレッサンドロ・ガスマン
    マシュー・モディーン



リュック・べッソン脚本のシリーズ第2弾
前作同様にジェイソン・ステイサムの意外?な格闘アクションが堪能出来る痛快アクション映画。

監督作はそんなに多くないけど、リュック・べッソンのカンだ作品は結構多いですね。
リュック・べッソン印・・・といいましょうか、リュック・べッソンの名前だけで当るのかどうかは知りませんが、製作や脚本で参加してる映画が結構あるように思います。
そしてその大方はイマイチのような気が・・・
特にヒットした「TAXI」シリーズはあまり好きになれませんね~
むしろアメリカでリメイクされた「TAXI IN NY」の方が断然面白かった・・・
でもこの「トランスポーター」は結構面白いんですね。
ま、ジェイソン・ステイサムのストイックなキャラが大きいかもしれませんね
他の映画では悪役などで良く出てくるけど、この作品では暗黒街の凄腕の運び屋というアンチヒーローでしかもアクロバティックなアクションが意外にマッチしてるんですね。
そしてその続編であるこの作品ですが、正直に続編だからあまり期待は・・・と思ったら予想以上になかなか面白いんですね~

トランスポーター業から足を洗い、マイアミにやって来たフランク(ジェイスン・ステイサム)
彼は裕福なビリングス家の6歳になる一人息子、ジャック(ハンター・クラリー)の送り迎え係として穏やかな日々を過ごしていた。しかし、ある日、ジャックの定期健診のために訪れた病院で、2人は何者かに襲われてしまう

CGとワイヤーを使ったアクションは前作より派手になり、まるでジャッキー・チェン+007のような見せ場の連続でした。
軽い身のこなしでバスの車両を駆け上がったり、ダイブしたりはまさに白人版ジャッキー・チェン!
かと思えばバスで逃げる敵(ジェイソン・フレミングがこれまた屁タレな役!)をジェットスキーを楽しむカップルからモーターバイクを奪い、おねぇさんを乗せたままモーターバイクで地上のバスを追いかける所などはまさに007のパロディ!

テンポも良く、見せ場も多く飽きることなく楽しめましたね。
また女殺し屋ローラを演じたケイト・ノタがこれまたいい!
ゴスメイクとピンクの下着姿で2丁拳銃を乱射するイケイケぶりを本作の最大の見所だったりします



★★★★ 2006.6.8(木) 動物園前シネフェスタ4 シネマ3 19:25 最後列右