監督 深作欣二
出演 菅原文太
千葉真一
北大路欣也
「転生 道頓堀東映52年物語」の本日の2本目の作品。
もう年配層が大半を占める館内はほぼ満員状態で休憩中はトイレも行列が出来ています。
こんな光景は映画館では久しぶりやね~
そう言えば3月末に動物園前シネフェスタ4の閉館イベントも見に行ったけど、普段よりお客さん多かったけどこんなに混んでなかったね。
いよいよ始まる「仁義なき戦い」シリーズ第2弾の「仁義なき戦い 広島死闘篇」。
この日本映画史上に残る仁義なき戦いシリーズは私はビデオで1作目しか見ていないので、先ほどの「0課の女 赤い手錠」同様に初めて見るのである意味新鮮な面持ちでの鑑賞です。
(あらすじ)
昭和27年、広島。一時休戦していた博徒の村岡組とテキ屋の大友連合会だったが、ここへきて再び抗争が勃発していた。博奕のトラブルから刑務所に入った山中は、3年後、仮出所早々、大友連合会の連中に袋叩きに遭う。それがもとで、山中はライバル組織の村岡組の組員となった……。
前作に続いて菅原文太が主演だけど物語の中心人物ではなく、あくまでドラマは若いヤクザの山中(北大路欣也)を中心に描かれていく。
一人の青年が極道という世界の中で生き抜いていき、やがて様々な人間模様の中で若い命を散らしていく哀しい一人の若者の物語として描かれています。
圧倒的な迫力で壮絶なヤクザの抗争を描いた1作目とは少し感じが違うので意外でしたね。
でも存在感抜群の千葉真一演ずる大友勝利のぶち切れたキャラがいいですね~
まだJ・J・サニ千葉なんてシャレた名前なんか想像できないようなギラギラした野生児のような大友はまさに若き千葉チャンならではですね。
繊細な芝居よりこんな破天荒なキャラの芝居が千葉チャンにやはりあいますね。
また金子信雄 、遠藤辰雄 、小池朝雄 、といったお馴染みの面々(タイトルバックでこの3人の名前が同時にスクリーンで映し出された時は鳥肌立ったぞ!)が顔を揃え、成田三樹夫 小松方正 室田日出男 など東映ヤクザ映画ではかかせない人たちがキッチリ出てるまさにオールスターキャスト!
組織に利用されて裏切られ愛する女との恋も成就ぜす、やがて破滅的な末路を歩んでしまう青年ヤクザの山中を時折スクリーンには顔を出して、山中を見つめる菅原文太がやけに優しく写る・・・特に山中の追悼茶会の場面での彼を死に追いやった親分衆が高笑いしてるのを何ともやるせない表情で見つめる文太のカットが印象的。
★★★ 2007.4.20(金) 道頓堀東映 12:40 3列目左端
出演 菅原文太
千葉真一
北大路欣也
「転生 道頓堀東映52年物語」の本日の2本目の作品。
もう年配層が大半を占める館内はほぼ満員状態で休憩中はトイレも行列が出来ています。
こんな光景は映画館では久しぶりやね~
そう言えば3月末に動物園前シネフェスタ4の閉館イベントも見に行ったけど、普段よりお客さん多かったけどこんなに混んでなかったね。
いよいよ始まる「仁義なき戦い」シリーズ第2弾の「仁義なき戦い 広島死闘篇」。
この日本映画史上に残る仁義なき戦いシリーズは私はビデオで1作目しか見ていないので、先ほどの「0課の女 赤い手錠」同様に初めて見るのである意味新鮮な面持ちでの鑑賞です。
(あらすじ)
昭和27年、広島。一時休戦していた博徒の村岡組とテキ屋の大友連合会だったが、ここへきて再び抗争が勃発していた。博奕のトラブルから刑務所に入った山中は、3年後、仮出所早々、大友連合会の連中に袋叩きに遭う。それがもとで、山中はライバル組織の村岡組の組員となった……。
前作に続いて菅原文太が主演だけど物語の中心人物ではなく、あくまでドラマは若いヤクザの山中(北大路欣也)を中心に描かれていく。
一人の青年が極道という世界の中で生き抜いていき、やがて様々な人間模様の中で若い命を散らしていく哀しい一人の若者の物語として描かれています。
圧倒的な迫力で壮絶なヤクザの抗争を描いた1作目とは少し感じが違うので意外でしたね。
でも存在感抜群の千葉真一演ずる大友勝利のぶち切れたキャラがいいですね~
まだJ・J・サニ千葉なんてシャレた名前なんか想像できないようなギラギラした野生児のような大友はまさに若き千葉チャンならではですね。
繊細な芝居よりこんな破天荒なキャラの芝居が千葉チャンにやはりあいますね。
また金子信雄 、遠藤辰雄 、小池朝雄 、といったお馴染みの面々(タイトルバックでこの3人の名前が同時にスクリーンで映し出された時は鳥肌立ったぞ!)が顔を揃え、成田三樹夫 小松方正 室田日出男 など東映ヤクザ映画ではかかせない人たちがキッチリ出てるまさにオールスターキャスト!
組織に利用されて裏切られ愛する女との恋も成就ぜす、やがて破滅的な末路を歩んでしまう青年ヤクザの山中を時折スクリーンには顔を出して、山中を見つめる菅原文太がやけに優しく写る・・・特に山中の追悼茶会の場面での彼を死に追いやった親分衆が高笑いしてるのを何ともやるせない表情で見つめる文太のカットが印象的。
★★★ 2007.4.20(金) 道頓堀東映 12:40 3列目左端