MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

北大路欣也さんによる華麗なる舞台挨拶

2007-04-25 01:05:59 | ライヴ&イベント
道頓堀東映閉館イベント「転生 道頓堀東映52年物語」という東映映画の名作上映回が2日にわたって行われ、その2日目にあたる4月20日「仁義なき戦い 広島死闘篇」の上映終了後この映画に出演された北大路欣也さんが舞台挨拶を行うということで見に行ってまいりました。
まぁ、別にファンという訳ではないけど、舞台挨拶はなかなか見る機会がないもんでね・・・数年前に天六ユウラク座で「イエロードラゴン」の倉田保明の舞台挨拶以来やな~そう言えばあの時は倉田保明にパンフレットにサインしてもらったな・・・

映画終了後に場内が明るくなると同時に舞台袖から関西ではお馴染みのパーソナリティで映画評論家でもある浜村淳氏が登場。
年配層で埋め尽くされた客席からは万来の拍手が起こる!さすが浜村氏やね~
ラジオやTVでお馴染みの巧みな話術で「仁義なき戦い 広島死闘篇」について語り、いよいよ北大路欣也さんの登場!
更に大きな拍手とともに現れた北大路欣也さんはなかなかダンディな感じで「北大路欣也でございます」と一礼する姿は重々しい雰囲気でさすがの貫禄ですね。

浜村淳とのトークも最初はやはり「華麗なる一族」について話題から軽く入りいつしか「仁義なき戦い 広島死闘篇」の話になっていった。

当初は千葉真一が演じた大杉勝利の役だったらしいが、「これはイメージが違う」と思い深作監督に申し入れ、山中役を演じる予定だった千葉真一と替わってもらったというエピソード(千葉チャンは山中役を演りたかったらしい)を披露し、そしてカメラマンの息づかいが聞こえるぐらい手持ちカメラに追いかけられた撮影現場ばど貴重な裏話を聞かしてくれました。

また客席前列の端にいた男性が北大路欣也さんの古い作品のポスターを広げていて、その貴重なポスターを見て浜村氏ともども感心しておられたが、このおじさんは何者?

そして印象的だったのは「昔は映画館へ足を運ぶのは大きな楽しみの一つだったが、今は皆さんは自宅に映画館を持っておられる。(ビデオやDVDのことやね)やはり一歩でも劇場に近づいて頂いて映画館で映画をみてほしい。見に来てくれるお客さんが沢山くれば作り手たちももっといい作品を作ろうとがんばるから、是非映画館に足を運んで頂きたい」と最後に語ったことでしたね~映画スターらしい発言に納得しておりました。
最後は花束の贈呈で15分ほどの舞台挨拶は終ったけど、こういうイベントでは撮影とか禁止だろうと思ってたら、お客さんたちはカメラや携帯の写メなんかでパチパチ撮ってましたね。
劇場スタッフが舞台前にいたけどまったく止める気配もなくどうやら撮影はOKだったんですかね?
ま、私も写メールで撮ってしまいましたけど・・・

北大路欣也さんが退場して後まだ少し浜村淳氏が映画について話をして舞台挨拶は終了。
帰ろうとロビーに出ると先ほど舞台にいた浜村淳氏が居た!
私は思わず握手をしてもらい、マネージャーとおぼしき人に頼んで携帯の写メールで2ショットで撮ってもらいました・・・

実は以前仕事先で偶然取材に来られた浜村淳氏と会い、少しだけ話をしたことがあるんです。
その時に映画が好きであることを浜村氏に言うと、水を得た魚のように映画の話をしだして当時公開直前だった「アンカーウーマン」と「陪審員」のプチ生解説を私だけにしてくれて感激したことを覚えています。

それをこの日浜村氏に言うと「あ~あれは何年前やったかな~?」と考える浜村氏の横からどこかのおばちゃんが「この間ハガキ応募したら当ったんやで!」とチャチャ入れてきやがった・・・「えっ!ホント~何当ったたん?」と話題がそちらに取られてしまった・・・お~いオバハン!人が喋ってんのに~(ま、これが大阪のおばちゃんですわ)



2007.4.20(木) 道頓堀東映にて