気まぐれ高ちゃん ー アクティブに日々を過ごし、徒然のままに書いていこうと思います。

旅、読書、ゴルフ、絵(描くこと、観ること)、映画鑑賞、料理、美味しいもの 月並みな趣味の記録です。

「貝殻 一平 」を読みました

2016-06-29 22:08:00 | 本と雑誌
吉川英治の小説は、恥ずかしながら、初めてではないかな。
最近読んだ幕末を舞台の新選組血風録
あの物語の向こう側のドラマだ。
いずれにしろあの時代、誰の生き方もドラマチックにする風が吹いていたんだな。
そもそも、貝殻とは。 眠狂四郎を思い出させる浪人の名前は 沢井転(うたた)だし〰。あれだけ、動乱を生き延びて、最後に儚く…。だから、余韻が気持ちいいのかな…。
幕末には、こんな歴史的には名もない人々の波乱に満ちた冒険が、あちらこちらで展開されていたのか。これが昭和5年に書かれた大衆文学、語り口に全く古くささは感じなかった。。

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