きのこ検定の勉強のついでに新分類の変更点をおおまかに整理してみた。ただの覚え書きなうえ、専門的すぎて記事としては面白くないのであしからず。
旧ハラタケ目
ハラタケ目
以前は傘に柄のあるタイプのキノコの大半がハラタケ目だったが、新分類ではイグチ目とベニタケ目が独立した。それとは別に、少数ながらイグチ目への離反(オウギタケ科など)あり。さらにごく一部のキノコでヒダナシタケ系に転出した者がいる(アラゲカワキタケ、マツオウジ、ヒナノヒガサなど)逆に、ヒダナシタケ系からハラタケ目に移った者がかなり多い(スエヒロタケ、カンゾウタケ、フサタケ、ナギナタタケ、ムラサキホウキタケ、チャダイゴケ類、ホコリタケ、ノウタケなど)
イグチ目
イグチ科から昇格。ニワタケ、サケバタケ、オウギタケ、クギタケなどが加入。さらに腹菌系から加入あり(ツチグリ、ニセショウロ、コツブタケ、クチベニタケ、ショウロなど)
ベニタケ目
ベニタケ科から昇格。旧ヒダナシタケ目から加入が多い(フサヒメホウキタケ、チウロコタケ、サンゴハリタケ、ヤマブシタケ、マツカサタケ、ニンギョウタケなど)
旧ヒダナシタケ目
タマチョレイタケ目
かつてのヒダナシタケ目の主力、サルノコシカケ系。分裂や流出で勢力を大幅に減らした。ハナビラタケ、アミスギタケ、ヒトクチタケ、マイタケ、カワラタケ、ヒイロタケ、マンネンタケ、コフキサルノコシカケなど。
ラッパタケ目
旧ヒダナシタケ目から分離独立。少数勢力。ウスタケ、スリコギタケ、ホウキタケなど。
アンズタケ目
旧ヒダナシタケ目から分離独立。アンズタケ、カノシタ、カレエダタケ、シラウオタケなど。
イボタケ目
旧ヒダナシタケ目から分離独立。ボタンイボタケ、モミジタケ、クロカワ、コウタケなど。
タバコウロコタケ目
有象無象勢力。ハカワラタケ、アズマタケ、ワヒダタケ、ニッケイタケなど。ムラサキナギナタタケとヒナノヒガサがなぜかココ。
キカイガラタケ目
超微小勢力。マツオウジがココ。
コウヤクタケ目
超微小勢力。コウヤクタケと名につくものは、見た目が似てても出自が多様で、多くはここに所属していない。
旧腹菌類
スッポンタケ目
腹菌類にはホコリタケ目、ニセショウロ目、チャダイゴケ目など多くの目があったが、大半が解体・離散の憂き目に会い、唯一スッポンタケ目だけが残った。スッポンタケ、キヌガサタケ、サンコタケなど
ヒメツチグリ目
旧ホコリタケ目から独立。少数勢力。エリマキツチグリ、ヒナツチガキなど。ツチグリはイグチ目なのでここには入らない。
キクラゲ類
キクラゲ類は旧分類から変更なしの3グループ。
シロキクラゲ目
シロキクラゲ、ハナビラニカワタケなど。
キクラゲ目
キクラゲ類の主力。アラゲキクラゲ、ニカワハリタケ、ムカシオオミダレタケなど。
アカキクラゲ目
少数。黄色いキクラゲ類が多い。ツノマタタケ、ハナビラダクリオキンなど。
子のう菌類
チャワンタケ目
子のう菌類の主力。旧分類からほぼ変更なしだが、新加入が少し。オオチャワンタケ、オオゴムタケ、ノボリリュウタケ、アミガサタケなど。意外にもイボセイヨウショウロ(トリュフ)がここに転属された。
ビョウタケ目
ズキンタケ、ビョウタケ、ムラサキゴムタケなど。
エウロチウム目
弱小勢力だが個性派ぞろい。コウボウフデ、マユハキタケ、ツチダンゴなど。
ボタンタケ目
かつてバッカクキン目だった冬虫夏草類が今はここに分類される。
あとは省略。
旧ハラタケ目
ハラタケ目
以前は傘に柄のあるタイプのキノコの大半がハラタケ目だったが、新分類ではイグチ目とベニタケ目が独立した。それとは別に、少数ながらイグチ目への離反(オウギタケ科など)あり。さらにごく一部のキノコでヒダナシタケ系に転出した者がいる(アラゲカワキタケ、マツオウジ、ヒナノヒガサなど)逆に、ヒダナシタケ系からハラタケ目に移った者がかなり多い(スエヒロタケ、カンゾウタケ、フサタケ、ナギナタタケ、ムラサキホウキタケ、チャダイゴケ類、ホコリタケ、ノウタケなど)
イグチ目
イグチ科から昇格。ニワタケ、サケバタケ、オウギタケ、クギタケなどが加入。さらに腹菌系から加入あり(ツチグリ、ニセショウロ、コツブタケ、クチベニタケ、ショウロなど)
ベニタケ目
ベニタケ科から昇格。旧ヒダナシタケ目から加入が多い(フサヒメホウキタケ、チウロコタケ、サンゴハリタケ、ヤマブシタケ、マツカサタケ、ニンギョウタケなど)
旧ヒダナシタケ目
タマチョレイタケ目
かつてのヒダナシタケ目の主力、サルノコシカケ系。分裂や流出で勢力を大幅に減らした。ハナビラタケ、アミスギタケ、ヒトクチタケ、マイタケ、カワラタケ、ヒイロタケ、マンネンタケ、コフキサルノコシカケなど。
ラッパタケ目
旧ヒダナシタケ目から分離独立。少数勢力。ウスタケ、スリコギタケ、ホウキタケなど。
アンズタケ目
旧ヒダナシタケ目から分離独立。アンズタケ、カノシタ、カレエダタケ、シラウオタケなど。
イボタケ目
旧ヒダナシタケ目から分離独立。ボタンイボタケ、モミジタケ、クロカワ、コウタケなど。
タバコウロコタケ目
有象無象勢力。ハカワラタケ、アズマタケ、ワヒダタケ、ニッケイタケなど。ムラサキナギナタタケとヒナノヒガサがなぜかココ。
キカイガラタケ目
超微小勢力。マツオウジがココ。
コウヤクタケ目
超微小勢力。コウヤクタケと名につくものは、見た目が似てても出自が多様で、多くはここに所属していない。
旧腹菌類
スッポンタケ目
腹菌類にはホコリタケ目、ニセショウロ目、チャダイゴケ目など多くの目があったが、大半が解体・離散の憂き目に会い、唯一スッポンタケ目だけが残った。スッポンタケ、キヌガサタケ、サンコタケなど
ヒメツチグリ目
旧ホコリタケ目から独立。少数勢力。エリマキツチグリ、ヒナツチガキなど。ツチグリはイグチ目なのでここには入らない。
キクラゲ類
キクラゲ類は旧分類から変更なしの3グループ。
シロキクラゲ目
シロキクラゲ、ハナビラニカワタケなど。
キクラゲ目
キクラゲ類の主力。アラゲキクラゲ、ニカワハリタケ、ムカシオオミダレタケなど。
アカキクラゲ目
少数。黄色いキクラゲ類が多い。ツノマタタケ、ハナビラダクリオキンなど。
子のう菌類
チャワンタケ目
子のう菌類の主力。旧分類からほぼ変更なしだが、新加入が少し。オオチャワンタケ、オオゴムタケ、ノボリリュウタケ、アミガサタケなど。意外にもイボセイヨウショウロ(トリュフ)がここに転属された。
ビョウタケ目
ズキンタケ、ビョウタケ、ムラサキゴムタケなど。
エウロチウム目
弱小勢力だが個性派ぞろい。コウボウフデ、マユハキタケ、ツチダンゴなど。
ボタンタケ目
かつてバッカクキン目だった冬虫夏草類が今はここに分類される。
あとは省略。