月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

キノコカメラとしてのリコーGX

2010-08-16 23:14:25 | 撮影
日本各地のキノコ人たちからキノコの報せを聞くが、ナワバリに亜高山帯のフィールドがあるじゃなし、雨と休みとのタイミングも合うじゃなし、趣味のキノコに関しては完全休業状態。こないだの雨では通勤途上にオオシロカラカサタケの群生が見られたが、撮りそびれた。
キノコの都合と自然の都合と自分の都合と。ベストのタイミングでキノコを撮れるなんてなかなか難しいことだ。一回出かけて満足のいく写真が1枚撮れれば上出来だと自分では思っている。

書くことないからカメラのことでも。

私が手にする初めての高性能デジカメ、リコーのGX200を使い始めてちょうど2年になる。巷ではマニア好みの機体といわれているカメラのせいか、いまだに使いこなせていないが、あと3年くらい使えばなんとかなるかもしれない。ちなみに選択基準は①できるだけ小さくて②ハイスペックな③コンパクトデジカメだった。

一眼レフは重い・デカい・使いこなせそうにない、ということで選択肢からはずした。何より私の好きな、下から見上げるアングルはコンデジにしかできない芸当(特に地上キノコ)。タテ撮影で構えやすくて、なおかつ手持ち撮影がしやすいという個人的な嗜好を満たすのもコンデジだ。

正直どれがいいかよくわからんかったので、マクロに強いという定評のリコーを選んだ。なにぶん他のカメラを知らないから比較はできないけど……

長所
・ボディのフォルムがレトロで渋い
・タテ撮影も含め、グリップがしっくりする
・なんだかスゴクたくさん機能がついてる(使いこなせていないが)
・頑丈
・軽い
・オプションでレンズを装着できる

なんだか褒めてるのは外装ばっかりだったりするんだが、中身のことはよくわからんのでね……

短所
・暗いところで撮ると寝ぼけた写真になる
・暗いところで撮るとノイズが多い
・暗いところで撮ると青カブリする
・暗いところで撮るとブレやすい

っていうか要するに

暗いところで異常に弱い

というそのことに尽きる。

他にもオートフォーカスが遅いうえにアホだとか、レンズキャップがめんどくさいとか、知らんうちにダイヤルやズームが動いちゃうとか、細かい欠点は多々あるけれど、暗いところで弱いのに比べりゃいずれもかわいいものだ。

対策としちゃ
・場所選びや小道具に気を使い、できるだけ明るい条件で撮る
・ホワイトバランスやコントラストなどのデフォルトをいじる
・画像ソフトを使う
・三脚を使う

なんかで対抗するしかない。逆にいえば、十分に光のある環境で撮った場合、異常にきれいに撮れたりするので、そのへんにかかっているように思う、コレを使いこなせるか否かは。

もう一台、キヤノンあたりの暗いところでも強いヤツを買って併用するってのも手だけど。基本的には気に入っているので壊れるまで使い続けるんだろうな……