多少キノコに詳しい方ならタケリタケという名には心当たりがあるかもしれない。なんか名前からして少々いかがわしいが、見た目もやっぱりいかがわしいので、仲間内でちょくちょくネタにされるキノコである。
実はタケリタケというのはキノコの名前ではない。ヒポミケスというカビにやられて奇形になってしまったキノコ(たいていイグチやテングタケ)の総称である。ヒポミケスのことを「タケリタケキン」とも呼ぶが、それが一番よく実態を表しているように思う。
さて、図鑑によく載っているタケリタケは橙色のものであるが、ヒポミケスにもたくさん種類があるので、タケリタケも一種類ではない。
三重近辺には分布していないからか、残念ながら橙色のタケリタケは見たことがない。そのかわりに、緑色っぽいものに出会うことがある。
これはテングタケの仲間に寄生したもので、傘は開かないまま固まってねずみ色のざらざらした状態になり、さらに全体的にアオカビ色を帯びる。
いかがわしくはないが、かなりアヤシイ感じ。
実はタケリタケというのはキノコの名前ではない。ヒポミケスというカビにやられて奇形になってしまったキノコ(たいていイグチやテングタケ)の総称である。ヒポミケスのことを「タケリタケキン」とも呼ぶが、それが一番よく実態を表しているように思う。
さて、図鑑によく載っているタケリタケは橙色のものであるが、ヒポミケスにもたくさん種類があるので、タケリタケも一種類ではない。
三重近辺には分布していないからか、残念ながら橙色のタケリタケは見たことがない。そのかわりに、緑色っぽいものに出会うことがある。
これはテングタケの仲間に寄生したもので、傘は開かないまま固まってねずみ色のざらざらした状態になり、さらに全体的にアオカビ色を帯びる。
いかがわしくはないが、かなりアヤシイ感じ。