夏キノコの常連中の常連、キクバナイグチさん。
最近、3種類に再分類されたらしくて、このあたりで見るもののほとんどはそのうちのひとつ、コガネキクバナイグチであることが分かった。
赤いひび割れのある傘は雑木林でも目立つ。
イグチの仲間は菌根菌として知られる。木の根っこに共生しているので地上に生えるのが相場なんだけど、このキクバナイグチの仲間(キノボリイグチ、オオキノボリイグチ、ミヤマベニイグチなど)は、朽ち木の根元や、時には枯れ木に登った場所から生えてくるものが多い。
それでねえ。今年はヘンな現象によく出会ったのよ。
コガネキクバナイグチがヒノキの木に登って生えている。でもこのヒノキ、生きているんよ。
生きている木に登っている。どうやらヒノキを分解してるとかじゃなくて、純粋に表面を這って登っているだけなんだろう。
高くに登った方が胞子を遠くに飛ばせる。キノコがそう考えて、けなげに高みに登ったのかな。
以前、岩に登った例も観察しているので、珍しいことじゃないのかもしれない。
それにしても登っているのはなぜかヒノキばかり。なにか引き寄せられるものがあるんだろうか。
最近、3種類に再分類されたらしくて、このあたりで見るもののほとんどはそのうちのひとつ、コガネキクバナイグチであることが分かった。
赤いひび割れのある傘は雑木林でも目立つ。
イグチの仲間は菌根菌として知られる。木の根っこに共生しているので地上に生えるのが相場なんだけど、このキクバナイグチの仲間(キノボリイグチ、オオキノボリイグチ、ミヤマベニイグチなど)は、朽ち木の根元や、時には枯れ木に登った場所から生えてくるものが多い。
それでねえ。今年はヘンな現象によく出会ったのよ。
コガネキクバナイグチがヒノキの木に登って生えている。でもこのヒノキ、生きているんよ。
生きている木に登っている。どうやらヒノキを分解してるとかじゃなくて、純粋に表面を這って登っているだけなんだろう。
高くに登った方が胞子を遠くに飛ばせる。キノコがそう考えて、けなげに高みに登ったのかな。
以前、岩に登った例も観察しているので、珍しいことじゃないのかもしれない。
それにしても登っているのはなぜかヒノキばかり。なにか引き寄せられるものがあるんだろうか。