古い倒木から、しらす干しみたいな小さなキノコがきれいに並んで生えている。シラウオタケだ。
このキノコは少し特殊な生態をしている。簡単に言えば「光合成をして暮らしているキノコ」なのだ。
よく梅の木や松の木なんかの幹に、コケみたいなのが張り付いてるのを見ることがないだろうか?あれはコケではなく「地衣類」と呼ばれる生き物で、菌類が光合成をする細菌と共生することで生まれた、言わば「植物化した菌類」なのだ。
よくよく見ると、木だけじゃなく地面にも石にもコンクリプロックにも、ありとあらゆる場所で観察できる地衣類だが、その中に、たまにキノコを作る種類がある。シラウオタケはその仲間の1つなのだ。シラウオタケの足もとが必ず緑色で覆われているのは、そういったわけである。
生態的には珍しいキノコだが、少なくとも私の住むあたりでは、少し標高を上げるだけでわりとよく見つかる。まるで測ったかのようにソーシャルディスタンスをとって整列しているのが面白い。
このキノコは少し特殊な生態をしている。簡単に言えば「光合成をして暮らしているキノコ」なのだ。
よく梅の木や松の木なんかの幹に、コケみたいなのが張り付いてるのを見ることがないだろうか?あれはコケではなく「地衣類」と呼ばれる生き物で、菌類が光合成をする細菌と共生することで生まれた、言わば「植物化した菌類」なのだ。
よくよく見ると、木だけじゃなく地面にも石にもコンクリプロックにも、ありとあらゆる場所で観察できる地衣類だが、その中に、たまにキノコを作る種類がある。シラウオタケはその仲間の1つなのだ。シラウオタケの足もとが必ず緑色で覆われているのは、そういったわけである。
生態的には珍しいキノコだが、少なくとも私の住むあたりでは、少し標高を上げるだけでわりとよく見つかる。まるで測ったかのようにソーシャルディスタンスをとって整列しているのが面白い。