菌友から「イカタケの卵をゲットした」との知らせが。
イカタケとは文字通り、イカの形をしたキノコ。たぶん、そんなに珍しくはない。でも、もみがらやおがくずのようなゴミっぽいものから生えてくるがために、われわれキノコ人の縄張りからは外れてしまうので、なかなかお目にかかることがないのだ。そのタマゴを入手したとは!ぜひとも拝見させてもらわねばならない。
ただ、こういう「タマゴから産まれてくる系キノコ」の例にもれず、こいつも生えてからの寿命がすごく短い。でもその代わりに、タマゴを持ち運びできるというメリットがある。今回、タマゴを少しおすそ分けしてもらい、自宅で観察することにした。
イカタケの卵は持って帰るとほどなくして孵化した。そう、孵化したのはいいんだけど・・・すっごいクサい!!
やはりイカタケも「タマゴから産まれてくる系キノコ」の例にもれず、悪臭を放つのだ。しかもこいつは強力なウンコ系!
しょうがないので家の外で観察することにする。
イカって言うよりはイソギンチャクだと思うんだけど、大気圏外から突入してきた未確認イカ物体が降下してきて地面に突き刺さったと思えば、やはりこの姿はイカ。
そういう目で見ると、足に吸盤がついてるようにも見えてくるので不思議だ。
将来的にはこれに米粒を詰めてイカタケ飯をつくろうと夢想している。
うわ!
マジでイカだ!!
イカタケ飯、香りは大丈夫なんでしょうか?
(・・;)