月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

名古屋遠征6

2009-07-18 19:53:18 | キノコ
公園のあちこちで大造成が進んでいる。そういえば今年は市の方針でこの公園のリニューアルのためにたくさん予算がついた、というような話を聞いた気がする。

たんなる自然愛好家ならどう思うか知らないけれど、キノコ愛好家にとってはそんなに悪い話ではない。程よい「かく乱」は多様な環境を作り出し、より多様なキノコを発生させるかもしれないからだ。

キノコだけじゃない。たとえば川の氾濫は、長い期間に堆積した土砂を植物ごと流し去り、流域の植生を若返らせる効果を持つと言う。氾濫を起こさないように頑張りすぎると、植生は煮つまり、水はよどみ、最終的に川の生命の多様性を奪ってしまうとのことだ。

ほどほどの破壊は、むしろ活性化を招く。……フフ、ちと格好つけすぎか。



余ったのかな?雑木林の遊歩道の脇にウッドチップが大量に積まれていた。ミドリスギタケが生えている。まあ、そういうのも悪くない。

この写真を撮った数時間後、私は再びこの場にいた。このキノコをもう一度見たかったから……ではなく、ここに携帯電話を落としたからだ。おかげで閉園後の係員さんの手を大量にわずらわせてしまった。園内専用車まで動員、探すのまで手伝ってもらって……恥ずかしい。

植物園のみなさん、ありがとうございました。


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