幸せの雲と整体師  

呉市広の整体院 木村です。
(腰痛、肩こり、生理痛、不妊症など)
とびしま街道やランチなどの日記です

平均というもの

2007-06-07 23:37:29 | つぶやき
「平均」という言葉をずっと聞いて育ちました。
今の子供たちもそうなのですが、平均という形で数字を示されます。

テストの点も平均何点とか、
ソフトボール投げ、2学年の平均は何メートルなど。
しかし、平均という数字は実際には誰もいなかったりします。

たとえば5点満点で採点したとして平均3点
10人が採点されたとして、1点が5人、5点が5人でも平均3点、
2点が5人、4点が5人でも平均3点。
平均点だけ誰も存在しなかったりすることもあります。

ある学校のアンケートが5点評価であり、
その中にいじめは?という項目もあります。それが平均点で結果を
だされている。その数字、どう捉えるんでしょうか。
この場合は、一人でも1点をつけたら見過ごせない
というのが本当だと思います。

勉強でも、スポーツでも平均を超えることが目標になっていることが多い
ように思いますね。
これは低い目標値に設定したために、可能性を捨てるようなものでもったいない。
ここまでできる人がいるというトップの点を目標にすることは
無謀なことになってしまうのでしょうかね。
結果は、自分なりの最高の力を出せたかどうかでよいと思うのですが。

もうひとつ、「標準」という数値。
これも誰が決めたのか、どういう根拠なのかわかりません。
血圧が高い、低いと大慌てする。
こうして数値で体のことを観察しようとするから、直接感じるという
ことが鈍ってしまうのではないでしょうか。

体そのものに血圧をあげる理由、下げる理由があるはずなのに
標準より高いからと下げる薬を飲み続けるのはどうなのでしょうか。

「平均」や「標準」に惑われず、自分に関心をもって感じてみたいものです。
コメント
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