友達から久しぶりに電話がありました。
この機会に会ってみようと思い、仕事を終えて東広島に行くことにしました。
そこで思い出したのが、お好み焼きQです。
前に広のお好み焼きの記事を書いたら紹介されていたので
何かのついでに行ってみようと思っていたのでここもコースにいれました。
車で前を通ったものに見過ごして結局、店に電話して教えてもらいました。
プレハブのようなつくりですが、お好み焼きとはちょっと違う雰囲気の
店です。店内の天井にも白い大きな羽の扇風機が静かにまわっています。
注文したのはこちら。
基本中の基本、お好みそば、肉玉、トッピングはネギかけ
注文すると、お皿ですか?鉄板皿ですか?と聞かれます。
もともと焼いている鉄板で食べるのが好きなので迷わず鉄板皿。
下駄をうらがえしたような形の木の上に、鉄板を載せて焼きあがった
お好み焼きをそこに移してくれます。
この鉄板、取り外し可能でお好み焼きを焼いてる鉄板の隅であたためて
います。
味ですが、ソースたっぷりでした。食べてる途中に追加でかけることなく
食べられました。お好み焼きはソースで決まり、というタイプにはいいです。
この店は、削り節をつかっています。魚粉ではありません。
粉が小さいと野菜やそばに絡みやすいです。
あと、数回コテでしゃかしゃかと 持ち上げては裏返ししていたので
あれは焼きそばだったのかどうなのかという感じの焼き方。
かなり時間をかけて野菜を焼いていました。
食感は、呉焼きに少し近い感じでした。
(呉焼きとは、簡単にいうとオム焼きそばです。広島焼きは、段に重ねる)
ちょっとソース味が濃い目です。
広島風、どこが美味しいかといえば、それぞれにおすすめがあるでしょうが、
この店のここが美味しいというポイントに、野菜が多い、肉が大きい、
ソースのからみ具合がいい、トッピングがいいなど、この店のおすすめポイントがあるわけです。それでこそお好み焼きなんでしょう。
子供の頃は、ソースたっぷりが好きでした。
最近の興味はというと、ソース無しでも美味しいお好み焼きに興味があります。
好きだったお祭屋のお好みがまさにそれでした。
年齢とともに野菜が好きになってきているからなのでしょうかね。
(野菜を焼いてる時に押えない。塩コショウなどの味付けはほとんどしない。
しかし、焼きあがるとふわっとしていてソースはほんの少しで食べられる、
断層がしっかりしている、これが理想です)
さて、こちらの店。広島大学のすぐそばでお客さんは多いです。
大学生だけでなく、サラリーマン風の人や家族など、いろんな人に
親しまれているようです。まあ、これといってマイナスをつける部分が
ないという感じのまとまったお好み焼きですね。
好みも人それぞれですが、幅広く探せば、おお!これは!という
意外なところに穴場がありそうな気がします。
同じ店で焼く人が違うだけで味が違ったりするぐらい、店それぞれに
味が違うというおもしろさがあります。
こうしてお好み焼き店を探すたびは続きます。