奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

ほんなこつ、たまがったばい!

2007年12月06日 | 奈良大学お勉強日記
楽天ブックスで本を注文しました。

「万葉にみる 男の裏切り・女の嫉妬」 上野誠著
「遣唐使」 東野治之著
そして、一冊異色(?)は
「パンダ通」 黒柳徹子&岩合光昭著

(こんなラインナップでした→表紙だけはこちらから見れます)

しかし、東野センセのご本は人気沸騰中なのか
「売り切れましたスンマセン」って確認メールが来ました。
ちぇ。ま、これは本屋さんでゲットしましょう。

ちゅうことで、到着した二冊の本を取り出して、
パンダの、ノホホンとした顔を見て幸せな気持ちになり、
上野センセの本の冒頭をパラパラとめくっていたら…。

ほんなこつ、たまがったばい!
(ホントウニ、ビックリシタヨ!)
とは、本文中に書いてあった、オコトバ。
滅多に驚かない上野センセのおばあさまが発した言葉らしい。
わたしゃ、それ以上にびっくりしましたよ>本文の内容に。

プロローグには
「テーマはココロとタマ、そしてカラダです」
ぬわんですと~ぉ?!

精神性とタマというのは私の卒論の中心部分。
慌てて、その部分を読み進めると…。

「タマという考え方」
「カラダとタマの話」
「タマをカラダにとどめる紐」
「ヘリウムガス入りの風船」
「再びココロとは何か」

がーん。
私があれこれの引用を使って導き出した答えは
すでにここに書かれてあったんですね。
(一学生が教授にかなうわけないやん)
何故に去年、この本を手に取らなかったのだ、己よ。
そうすれば、一層あの論文に箔が付いただろうに(?)
※上野誠氏の~によれば、って書けば、担当教官も納得だったと思うし(笑)

特に先の三つの段落なんて「そうそう!」
「やっぱいんじゃん、わたしの考えてたこと!」
とかって自信にもなりました。

でも、万葉学者からしたら当たり前の知識を、
私は延々検証してたのか、
調べてたのかと思うと悲しくなるけど。
(ああ、去年この本と出会っていれば…以下略)
ま、遠回りはしたけど、
こうして、万葉人やそれ以前の人の気持ちに
違う方向から歩み寄れたわけだし、まあ、いっかな。

は~ほんなこつ、たまがったばい!
びっくりした時に「タマガル」
 タマ(魂)+アガル(上がる)という方言は九州全域らしいですが、
私は新潟県人なので「タマゲル」
 タマ(魂)+キエル(消える)の分布範囲内のようです。

はあ、ホンにたまげたわいな~。
もっと、はーよぉにこの本知っとったら、
あんげにナンギせんですんだがに。
もう卒論も書き上げて一年もたってしもたがね。

ま、いいさ。
卒論、評価「優」だったしね(ふふん♪)
去年は卒論だけで終わってしまったけどサ。

ささ、あさっては試験~★
一生懸命テキスト科目、勉強せねばね。

コメント (4)
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