山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

第2回新見市立高尾小学校外国語活動公開授業研修会参加

2009-12-13 01:58:46 | 日記
12月10日(木)、看護学科のGP Forum参加の冒頭に参加した後、市内の高尾小学校に移動、同小学校の今年度2回目の外国語活動公開授業の見学に行きました。

この日は、4年生の授業を見学させてもらいました。

今回の授業のめあては「この部屋は何の教室?」で、学校内の部屋の名前を英語で言えるように勉強していました。

子どもたちは、歌やチャンツやゲームを使って、楽しそうに英語に触れていました。

教科名や教室名を英語で習った後、再来週の授業では子どもたちは、好きな教科アンケート大会をするそうです。その中で、I like English.と答える子どもたちが多いといいなあと思います。

授業後の研究協議では、指導講評をさせていただきました。
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日めくり百人一首

2009-12-13 01:08:44 | 日記
♪もういくつ寝るとお正月♪、でもその前にクリスマスかもしれませんが…。

お正月の日本古来の遊びの一つにカルタ遊びがあります。
来年のお正月は、おしゃれに百人一首のカルタを楽しんでみませんか?

現在、NHKでは毎朝『日めくり万葉集』という番組を放送しています
その番組の中で、いろいろな人が自分の一首を紹介して、その歌にまつわるお話をしています。
これはなかなかおもしろい番組です。
万葉集というのは、その中に4,500首が収められているようなので、全部読みきるのは大変だと思いますが、百人一首ならたった100首。これなら頑張れば読みきれる数でしょう。

僕は、高校時代の国語(または古典だったかな?)の冬休みの宿題で、百人一首の本を買わされ、100首全部を覚えるように言われました。
冬休み明けには全部で100問の試験(つまり全部を覚えなければならない)がありました。
たしか98点だったかと思います。
自分のよい点を自慢したいのではありません。
僕が、いかに五七五七七の三十一文字の世界にはまったかということを言いたかったのです。
歌とその解釈を読むと読み手の心情や性格などが想像でき、とても楽しかった記憶があります。
恋の歌も多く詠まれています。
時代は変わっても、人間の恋心は変わらないこともよくわかります。
歌の中に見られる言葉遊びにも興味を持ちました。
百人一首を単に機械的に丸暗記したのではなく、その鑑賞をして、詠み人の心情を味わった上で印象付けて記憶するので、覚えること自体はそんなに苦にはなりませんでした。
また、歌の中の言葉遊びを楽しむことは、後になり、英語の詩などの中に見られる言葉遊びの解釈にもつながるものでした。
そして、英字新聞の見出しや写真説明などに見られる言葉遊びとも共通する要素もあると思います。
そして、丸暗記ではなく、印象付けて覚えれば記憶に定着するということを実感したのもこの宿題のおかげかもしれません。
そして、それは現在でも僕の英単語の記憶法に結びついているように感じます。


NHKで現在放送中の『日めくり万葉集』が終わって、次の番組が『日めくり百人一首』になり、僕に万一出演依頼が来たら(来ることはないと思うのですが…)、僕は、次の一首を選びます。

田子の浦に うちいでて見れば 
 白妙の 富士の高嶺に 雪はふりつつ  (山部赤人)

僕は、幼稚園の年中(つまり5歳)まで静岡県静岡市に住んでいました。(8月19日帰省していましたの記事、8月20日ありさんいるかな?の記事参照)
幼稚園(アソカ幼稚園)にはバスで通いましたが、バスの窓から見た富士山の光景が、今でも目に焼きついています。
おそらくこの歌が気に入ったのは、僕のそんな幼少時の原風景と結びついたからだろうと思います。

百人一首を覚えたら(覚えなくても)カルタ遊びもおもしろいですよ。
確か高校時代には、百人一首の試験の次の時間にはカルタ大会をしたように記憶しています。
それまで、百人一首といったら「坊主めくり」(←この遊び知っていますか?)しかしたことがありませんでしたが、新たな遊びを覚えました。
30年近く前に覚えたその100首、今は何首覚えているか危ういところですが、来年の正月はひさしぶりに百人一首を読んでみようかな。

ちなみに僕が高校時代に使った百人一首の解説本はこれ



三木幸信・中川浩文共著『評解 小倉百人一首』<増訂版>, 京都書房, 1981

今でも大切に本棚に入っています。
でもこれは、少し古いので入手しにくいかも知れません。おそらく他にもいろいろな解説本が出ていると思いますよ。
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