♪もういくつ寝るとお正月
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♪、でもその前にクリスマス
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かもしれませんが…。
お正月の日本古来の遊びの一つにカルタ遊びがあります。
来年のお正月は、おしゃれに百人一首のカルタを楽しんでみませんか?
現在、NHKでは毎朝『日めくり万葉集』という番組を放送しています
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。
その番組の中で、いろいろな人が自分の一首を紹介して、その歌にまつわるお話をしています。
これはなかなかおもしろい番組です。
万葉集というのは、その中に4,500首が収められているようなので、全部読みきるのは大変だと思いますが、百人一首ならたった100首。これなら頑張れば読みきれる数でしょう。
僕は、高校時代の国語(または古典だったかな?)の冬休みの宿題で、百人一首の本を買わされ、100首全部を覚えるように言われました。
冬休み明けには全部で100問の試験(つまり全部を覚えなければならない)がありました。
たしか98点だったかと思います。
自分のよい点を自慢したいのではありません。
僕が、いかに五七五七七の三十一文字の世界にはまったかということを言いたかったのです。
歌とその解釈を読むと読み手の心情や性格などが想像でき、とても楽しかった記憶があります。
恋の歌
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も多く詠まれています。
時代は変わっても、人間の恋心は変わらないこともよくわかります。
歌の中に見られる言葉遊びにも興味を持ちました。
百人一首を単に機械的に丸暗記したのではなく、その鑑賞をして、詠み人の心情を味わった上で印象付けて記憶するので、覚えること自体はそんなに苦にはなりませんでした。
また、歌の中の言葉遊びを楽しむことは、後になり、英語の詩などの中に見られる言葉遊びの解釈にもつながるものでした。
そして、英字新聞の見出しや写真説明などに見られる言葉遊びとも共通する要素もあると思います。
そして、丸暗記ではなく、印象付けて覚えれば記憶に定着するということを実感したのもこの宿題のおかげかもしれません。
そして、それは現在でも僕の英単語の記憶法に結びついているように感じます。
NHKで現在放送中の『日めくり万葉集』が終わって、次の番組が『日めくり百人一首』になり、僕に万一出演依頼が来たら(来ることはないと思うのですが…)、僕は、次の一首を選びます。
田子の浦に うちいでて見れば
白妙の 富士の高嶺に 雪はふりつつ (山部赤人)
僕は、幼稚園の年中(つまり5歳)まで静岡県静岡市に住んでいました。(8月19日
帰省していましたの記事、8月20日
ありさんいるかな?の記事参照)
幼稚園(アソカ幼稚園)にはバス
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で通いましたが、バスの窓から見た富士山
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の光景が、今でも目に焼きついています。
おそらくこの歌が気に入ったのは、僕のそんな幼少時の原風景と結びついたからだろうと思います。
百人一首を覚えたら(覚えなくても)カルタ遊びもおもしろいですよ。
確か高校時代には、百人一首の試験の次の時間にはカルタ大会をしたように記憶しています。
それまで、百人一首といったら
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「坊主めくり」(←この遊び知っていますか?)しかしたことがありませんでしたが、新たな遊びを覚えました。
30年近く前に覚えたその100首、今は何首覚えているか危ういところですが、来年の正月はひさしぶりに百人一首を読んでみようかな。
ちなみに僕が高校時代に使った百人一首の解説本はこれ
三木幸信・中川浩文共著『評解 小倉百人一首』<増訂版>, 京都書房, 1981
今でも大切に本棚に入っています。
でもこれは、少し古いので入手しにくいかも知れません。おそらく他にもいろいろな解説本が出ていると思いますよ。