以前、
2011年度英文論文講読勉強会実施の記事で書いたように、今年度、新見公立大学・短期大学の教員による英語論文講読勉強会の世話人を務めています。
原則的に各月の第3水曜日の昼休みに勉強会を開催しています。
11月は16日に、12月は21日に開催しました。
11月は、僕がMike Guest and Miyuki Nambu, “Framing Nursing Discourse for English for Specific Purposes Materials’ Development: How do nurses actually manage English discourse?” Journal of Medical English Education (Vol. 10, No.3, October 2011) について報告しました。
これは、日本で市販されている看護学生用の英語教材で扱われている会話例を英語圏の実際に臨床場面での会話と比較考察した論文でした。
12月は、看護学部の同僚の柘野先生が、ADE Prevention Study Group. Bates DW, Cullen DJ, Laird N, Petersen LA, Small MD, Servi D, Laffel G, Sweitzer BJ, Shea BF, Hallisey R, et al.,“Incidence of adverse drug events and potential adverse drug events. Implications for prevention.”The Journal of the American Medical Association, July 5, 1995, Vol.274
についての報告を行いました。
これは、臨床場面、特に薬の副作用や処方から投薬までの間の過ちにおける患者への悪影響について分析したものでした。
参加教員が看護学部・学科、地域福祉学科の教員なので必然的に看護・福祉の英文を読むことになりますが、他の分野の論文を読むこともとても勉強になることです。
来年も地道に活動を続けてゆきたいと思います
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