先日、アジア男子ソフトボール選手権大会アナウンス打ち合わせ会議出席、第9回アジア男子ソフトボール選手権大会開幕、英語アナウンスの練習風景が新聞に掲載されましたなどで書いたように、新見市で10月25日(木)から28日(日)にかけて、第9回アジア男子ソフトボール選手権大会が開催されました。
アジア大会とは言え、国際大会ですので、共通語は英語、新見市国際交流協会にも英語通訳の要請がありました。
多くの方々の通訳ボランティアとしての協力を大会のさまざまな場で得て、無事大会は終了しました。
僕が担ったのが、試合の英語アナウンスの役でした。
僕は野球が好きですので、メジャーリーグの試合中継を時々見ますが、英語で野球やソフトボールの試合アナウンスをした経験はありません。
今回は大会前に、他3人の英語アナウンス担当者と日本語アナウンス担当者の人たちと、事前研修を行い10月25日の開幕に備えました。
大会中、僕は開幕戦で始まり決勝戦で終わるまで、以下の計5試合の英語アナウンスを担当しました。
10月25日(木)
開幕戦
日本 対 インド 日本17 対 インド0
10月26日(金)
日本 対 香港 日本17 対 香港0
10月27日(土)
インド 対 フィリピン フィリピン10 対 インド1
決勝トーナメント
予選3位インドネシア 対 予選4位香港 インドネシア1 対 香港0
10月28日(日)
決勝戦
日本 対 フィリピン 日本7 対 フィリピン0
日本の試合3試合を含み、シンガポールを除く5か国のチームの試合を担当しました。
大会の前試合の結果およびチーム別成績は、日本ソフトボール協会の第9回アジア男子ソフトボール選手権大会(兼第13回世界男子ソフトボール選手権大会アジア地区予選会)に掲載されています。
今回の試合のアナウンスで難しかったのが、各チームの選手名でした。
例えば、今回の大会でインドチームから優秀選手賞(valuavle player)に選ばれた背番号8の選手は、
ネア・スリナス・チャッカタライル・ビシャワナタン選手ですが、試合前に彼の名前をスラスラ読めるように何度練習したでしょうか。
ちなみにインドチームは、今回の大会では残念ながら最下位に終わりましたが、試合中のプレイにはとても好感が持てました。
また、アナウンスを担当した10月27日の対フィリピン戦が今大会のインドチームの最終戦だったのですが、その試合終了後にはバックネット裏の記録員たちや私たちアナウンス担当者たちにもチームが整列して一礼をしてくれました。
その後、インドチームの健闘を称え声をかけ、一緒に写真撮影をしました。
その他に印象に残ったことを書き連ねます。
まずは、日本チームの力は圧倒的に群を抜いていました。
今回の大会でも全試合コールド勝ちですし、全得点65点に対して失点はわずか1点です。
試合前のフィールディングも見ていて本当に気持ちがいいものでした。
選手たちは皆さんすごかったですが、大会前にNHKの取材を受けていた松田 光選手に僕は注目していました。
その注目の松田選手が僕がアナウンスを担当した開幕戦の先発投手でしたが、期待通りの大活躍で、今大会の最高殊勲選手(MVP=most valuable player)を獲得していました。
表彰式で受賞後に「おめでとうございます」と声をかけたら、嬉しそうに「ありがとうございます」と答えてくれました。
インドネシアチームの陽気なムードもとても印象に残りました。
インドネシアから新見市内の企業に研修に来ている人たちも応援に駆け付け、応援団になっていたのも印象的でした。
陽気なインドネシアチームのムードメーカーはファーストを守るアチャ選手でした。
懇親会でぜひ彼とお話をしたいと思っていましたが、通訳という立場で自分の話はあまりできませんので、結局お話しすることはできませんでした。
香港チームには、さすがに今回の参加国では一番近いということもあるのか、応援団が来ていてそれも印象的でした。
応援席に掲げられていた横断幕を写真に撮らせてもらいました。
最終日には、決勝戦で始球式を終え(この始球式での小学校5年生の堂々とした投球、とてもよかったです)、守備につく選手たちを紹介したところで雷が鳴り雨が降り出しました。
試合開始は順延され、雨の中、しばらく様子を見ました。
最終日の日曜日は、前日土曜日夜の雨のためコンディションの悪くなったグラウンドを関係者の努力で整備して準決勝を行った後の再度の雨でしたので、先が思いやられました。
悪天候により試合ができない場合は、それまでの試合結果をもとに順位等を決めるということでした。
予選では日本チームがフィリピンチームに圧勝していますので、試合が行われなければ日本チームの優勝ということになります。
雨が本当に激しく降っていたため、一時は試合開始は難しいかなとも思いました。
でも、気象データから今後の天気を読み、雨が止んだ後のてきぱきとした関係者の作業で約3時間遅れでの試合開始が可能となりました。
また、日本ソフトボール協会の副会長でアテネ五輪の女子ソフトボール監督を務められた宇津木妙子さんも大会役員として新見に来られましたが、宇津木さん自ら、グラウンド整備作業をされていたのが印象的でした。
宇津木監督は、この大会のことをご自身のブログで書かれています。
宇津木妙子 official blog 『第9回アジア男子ソフトボール選手県大会』
雨降って地固まるではありませんが、この雨天後の的確な作業によって、新見市の大会運営の評価は確実にアップしたかと思います。
今回は、アナウンスを担当させてもらったことにより、日本語のアナウンスの方々、日本ソフトボール協会やアジアソフトボール協会の役員の方々、各国代表の選手の方々など、いろんな方々と出会うことができました。
大会中、家族サービスもせず、週末家を空けてしまいましたが、こころよく出してくれた妻にも感謝いたします。
専門の英語でこのように地域貢献、国際交流に役立つことができ、とても充実した日々でした。
僕の英語アナウンスを聞いてみたかったと言ってくれる人もいますので、もし興味がありましたら、
「Ustream 第9回アジア男子ソフトボール選手権大会 決勝」などのキーワードで検索してみてください。
試合中オンライン中継していたUstreamの映像を見ることができます。
最後に、決勝戦終了直後の写真をお見せします。
アジア大会とは言え、国際大会ですので、共通語は英語、新見市国際交流協会にも英語通訳の要請がありました。
多くの方々の通訳ボランティアとしての協力を大会のさまざまな場で得て、無事大会は終了しました。
僕が担ったのが、試合の英語アナウンスの役でした。
僕は野球が好きですので、メジャーリーグの試合中継を時々見ますが、英語で野球やソフトボールの試合アナウンスをした経験はありません。
今回は大会前に、他3人の英語アナウンス担当者と日本語アナウンス担当者の人たちと、事前研修を行い10月25日の開幕に備えました。
大会中、僕は開幕戦で始まり決勝戦で終わるまで、以下の計5試合の英語アナウンスを担当しました。
10月25日(木)
開幕戦
日本 対 インド 日本17 対 インド0
10月26日(金)
日本 対 香港 日本17 対 香港0
10月27日(土)
インド 対 フィリピン フィリピン10 対 インド1
決勝トーナメント
予選3位インドネシア 対 予選4位香港 インドネシア1 対 香港0
10月28日(日)
決勝戦
日本 対 フィリピン 日本7 対 フィリピン0
日本の試合3試合を含み、シンガポールを除く5か国のチームの試合を担当しました。
大会の前試合の結果およびチーム別成績は、日本ソフトボール協会の第9回アジア男子ソフトボール選手権大会(兼第13回世界男子ソフトボール選手権大会アジア地区予選会)に掲載されています。
今回の試合のアナウンスで難しかったのが、各チームの選手名でした。
例えば、今回の大会でインドチームから優秀選手賞(valuavle player)に選ばれた背番号8の選手は、
ネア・スリナス・チャッカタライル・ビシャワナタン選手ですが、試合前に彼の名前をスラスラ読めるように何度練習したでしょうか。
ちなみにインドチームは、今回の大会では残念ながら最下位に終わりましたが、試合中のプレイにはとても好感が持てました。
また、アナウンスを担当した10月27日の対フィリピン戦が今大会のインドチームの最終戦だったのですが、その試合終了後にはバックネット裏の記録員たちや私たちアナウンス担当者たちにもチームが整列して一礼をしてくれました。
その後、インドチームの健闘を称え声をかけ、一緒に写真撮影をしました。
その他に印象に残ったことを書き連ねます。
まずは、日本チームの力は圧倒的に群を抜いていました。
今回の大会でも全試合コールド勝ちですし、全得点65点に対して失点はわずか1点です。
試合前のフィールディングも見ていて本当に気持ちがいいものでした。
選手たちは皆さんすごかったですが、大会前にNHKの取材を受けていた松田 光選手に僕は注目していました。
その注目の松田選手が僕がアナウンスを担当した開幕戦の先発投手でしたが、期待通りの大活躍で、今大会の最高殊勲選手(MVP=most valuable player)を獲得していました。
表彰式で受賞後に「おめでとうございます」と声をかけたら、嬉しそうに「ありがとうございます」と答えてくれました。
インドネシアチームの陽気なムードもとても印象に残りました。
インドネシアから新見市内の企業に研修に来ている人たちも応援に駆け付け、応援団になっていたのも印象的でした。
陽気なインドネシアチームのムードメーカーはファーストを守るアチャ選手でした。
懇親会でぜひ彼とお話をしたいと思っていましたが、通訳という立場で自分の話はあまりできませんので、結局お話しすることはできませんでした。
香港チームには、さすがに今回の参加国では一番近いということもあるのか、応援団が来ていてそれも印象的でした。
応援席に掲げられていた横断幕を写真に撮らせてもらいました。
最終日には、決勝戦で始球式を終え(この始球式での小学校5年生の堂々とした投球、とてもよかったです)、守備につく選手たちを紹介したところで雷が鳴り雨が降り出しました。
試合開始は順延され、雨の中、しばらく様子を見ました。
最終日の日曜日は、前日土曜日夜の雨のためコンディションの悪くなったグラウンドを関係者の努力で整備して準決勝を行った後の再度の雨でしたので、先が思いやられました。
悪天候により試合ができない場合は、それまでの試合結果をもとに順位等を決めるということでした。
予選では日本チームがフィリピンチームに圧勝していますので、試合が行われなければ日本チームの優勝ということになります。
雨が本当に激しく降っていたため、一時は試合開始は難しいかなとも思いました。
でも、気象データから今後の天気を読み、雨が止んだ後のてきぱきとした関係者の作業で約3時間遅れでの試合開始が可能となりました。
また、日本ソフトボール協会の副会長でアテネ五輪の女子ソフトボール監督を務められた宇津木妙子さんも大会役員として新見に来られましたが、宇津木さん自ら、グラウンド整備作業をされていたのが印象的でした。
宇津木監督は、この大会のことをご自身のブログで書かれています。
宇津木妙子 official blog 『第9回アジア男子ソフトボール選手県大会』
雨降って地固まるではありませんが、この雨天後の的確な作業によって、新見市の大会運営の評価は確実にアップしたかと思います。
今回は、アナウンスを担当させてもらったことにより、日本語のアナウンスの方々、日本ソフトボール協会やアジアソフトボール協会の役員の方々、各国代表の選手の方々など、いろんな方々と出会うことができました。
大会中、家族サービスもせず、週末家を空けてしまいましたが、こころよく出してくれた妻にも感謝いたします。
専門の英語でこのように地域貢献、国際交流に役立つことができ、とても充実した日々でした。
僕の英語アナウンスを聞いてみたかったと言ってくれる人もいますので、もし興味がありましたら、
「Ustream 第9回アジア男子ソフトボール選手権大会 決勝」などのキーワードで検索してみてください。
試合中オンライン中継していたUstreamの映像を見ることができます。
最後に、決勝戦終了直後の写真をお見せします。