昨日は仕事を終え、東梅田教会の出丸の会へ。
客の入りは、いつもより若干少なめかな。
「餅屋問答」(そうば):△
マクラは予備校時代の友人の結婚式の話。
その友人が僧侶だ、という話が抜けていたので、
内容を理解するのにエネルギーを使ってしまった。
分かってからは、まあ、面白い話だったんだけど。
ネタは誰に教わったのかよく分からないが、
よく聞く雀松ラインとは随分違った印象。
設定や人物描写、科白など、けっこう雑に感じた。
「あっかんべえ」ではなく、「地獄に堕ちろ」の仕草。
まあ、これもありか、と思うが、
仕草が派手な以外、特に変えるメリットは感じられなかった。
問答の時点で客が「それは地獄に堕ちろ、だろう」と分かってしまうのは、
あまりプラスになると思えないし。
「つる」(出丸):△+
花粉症のためか、前半のリズムが悪く、なかなかウケにつながらない。
トチるには到らなかったが、
どうも滑らかに科白が出てこない感じ。
「つる」の因縁を隠居が無理やり捻り出すあたりからは、
リズムが良く、
出てくる連中の思惑も自然に出ており、
楽しく聞けた。
一度帰ってきた時に「つー」だけ聞いて飛び出すのも、
個人的には自然で好み。
「裏切り同窓会」(福笑):△+
マクラは地震の話など。
ネタは、
このあたりの人間が同世代の話で還暦過ぎの登場人物を扱うのが
私には(世代的に)どうも親近感を持てない。
三枝同様、このあたりの世代の人間が作っているネタだから、
仕方がないのかも知れないけど。
前半の(還暦過ぎかな)同級生の会話が、
ボケではなく、若干引くようなツッコミの側でウケを取っている。
このあたり、技術が目に付くところがあって、
個人的には少し寂しい。
後半の弾け方はまあまあ。
「ペギー葉山」なんてところはよくウケていた。
ただ、福笑の新作であれば、
もっと深いレベルの人間に対する皮肉な見方と、
もっと激しい動き・描写が欲しいところではある。
最早「ないものねだり」になってしまうのかなあ。
「愛宕山」(出丸):△
意外にきっちり演っていたが、
別にどうってことはなかった。
難しいネタだ。
最後「ケンケンパ」で上がるのは筋だし、まあ、ウケていた。
あとは正直、別に出丸で見られて良かった、という程のものでもなかった。
客の入りは、いつもより若干少なめかな。
「餅屋問答」(そうば):△
マクラは予備校時代の友人の結婚式の話。
その友人が僧侶だ、という話が抜けていたので、
内容を理解するのにエネルギーを使ってしまった。
分かってからは、まあ、面白い話だったんだけど。
ネタは誰に教わったのかよく分からないが、
よく聞く雀松ラインとは随分違った印象。
設定や人物描写、科白など、けっこう雑に感じた。
「あっかんべえ」ではなく、「地獄に堕ちろ」の仕草。
まあ、これもありか、と思うが、
仕草が派手な以外、特に変えるメリットは感じられなかった。
問答の時点で客が「それは地獄に堕ちろ、だろう」と分かってしまうのは、
あまりプラスになると思えないし。
「つる」(出丸):△+
花粉症のためか、前半のリズムが悪く、なかなかウケにつながらない。
トチるには到らなかったが、
どうも滑らかに科白が出てこない感じ。
「つる」の因縁を隠居が無理やり捻り出すあたりからは、
リズムが良く、
出てくる連中の思惑も自然に出ており、
楽しく聞けた。
一度帰ってきた時に「つー」だけ聞いて飛び出すのも、
個人的には自然で好み。
「裏切り同窓会」(福笑):△+
マクラは地震の話など。
ネタは、
このあたりの人間が同世代の話で還暦過ぎの登場人物を扱うのが
私には(世代的に)どうも親近感を持てない。
三枝同様、このあたりの世代の人間が作っているネタだから、
仕方がないのかも知れないけど。
前半の(還暦過ぎかな)同級生の会話が、
ボケではなく、若干引くようなツッコミの側でウケを取っている。
このあたり、技術が目に付くところがあって、
個人的には少し寂しい。
後半の弾け方はまあまあ。
「ペギー葉山」なんてところはよくウケていた。
ただ、福笑の新作であれば、
もっと深いレベルの人間に対する皮肉な見方と、
もっと激しい動き・描写が欲しいところではある。
最早「ないものねだり」になってしまうのかなあ。
「愛宕山」(出丸):△
意外にきっちり演っていたが、
別にどうってことはなかった。
難しいネタだ。
最後「ケンケンパ」で上がるのは筋だし、まあ、ウケていた。
あとは正直、別に出丸で見られて良かった、という程のものでもなかった。