昨日はワッハ上方の「上方講談を聞く会」へ。
開場時はつ離れしない程度だったが、
結局30人程度の入りになった。
この会では、まあ、入った方かな。
「秀吉の足軽時代」(南舟)
南舟は久し振りに見た。
年末のオールナイト落語会で女装した時を除けば(笑)
1年ぶりくらいか。
かなり声も出るようになっており、
マクラの少し惚けた味、
この演題の面白さで割とウケていた。
最後の方、時計を気に目が泳いだ感じで、少し勿体ない。
「真田の入城」(南湖)
マクラで「南陵忌」に触れる。
「南陵という名前が忘れられないように」と言う度に
ウケてしまう客席。
今南陵を名乗っている人間のことは、徹底的に無視するつもりなんだな。
真田の呆けた様子が楽しい。
最後は修羅場読みっぽく。
客観的な風に読んでいる内に熱が籠って力がはいっていくんだな。
「濡髪長五郎」(南海)
「浪花侠客伝」や「違袖音吉」といった「くっしゃみ講釈」で出てくるものが
どのようなものか、少し見えたので良かった。
侠客が彫り物をしている、といった話から橋下を思い出したり。
# 考えたら、大阪市は「入れ墨」をいろいろ叩いているが、
「これは入れ墨でなく、彫り物だ」と言ったら…
…ダメなんだろうな。
浪花三侠客の一人である三好屋四郎衛門が仲裁に入るのだが、
それが真田十勇士の1人である根津甚八の末裔であり、
倉敷から大阪に逃れてきた、というあたりは
難波戦記とつながってくるんやね。
三好屋四郎衛門の親分肌、
周りの立てている様子が良かった。
「若き日の紀文」(南左衛門)
紀伊国屋文左衛門が「貧乏業平」と呼ばれていた頃の、
そこから品物を買った道具屋さんが繰り返し損をする話。
最後は「また来るぞ」という感じでよくウケていた。
買い取る道具屋の旦那が皿を見る際の見方など、
「はてなの茶碗」にも通じるところがあるな。
今まで見た「上方講談を聞く会」の中で、全体的には一番満足できるものだった。
南舟が以前よりかなり良くなっており、
そこで空気を軽くできていた、という印象。
開場時はつ離れしない程度だったが、
結局30人程度の入りになった。
この会では、まあ、入った方かな。
「秀吉の足軽時代」(南舟)
南舟は久し振りに見た。
年末のオールナイト落語会で女装した時を除けば(笑)
1年ぶりくらいか。
かなり声も出るようになっており、
マクラの少し惚けた味、
この演題の面白さで割とウケていた。
最後の方、時計を気に目が泳いだ感じで、少し勿体ない。
「真田の入城」(南湖)
マクラで「南陵忌」に触れる。
「南陵という名前が忘れられないように」と言う度に
ウケてしまう客席。
今南陵を名乗っている人間のことは、徹底的に無視するつもりなんだな。
真田の呆けた様子が楽しい。
最後は修羅場読みっぽく。
客観的な風に読んでいる内に熱が籠って力がはいっていくんだな。
「濡髪長五郎」(南海)
「浪花侠客伝」や「違袖音吉」といった「くっしゃみ講釈」で出てくるものが
どのようなものか、少し見えたので良かった。
侠客が彫り物をしている、といった話から橋下を思い出したり。
# 考えたら、大阪市は「入れ墨」をいろいろ叩いているが、
「これは入れ墨でなく、彫り物だ」と言ったら…
…ダメなんだろうな。
浪花三侠客の一人である三好屋四郎衛門が仲裁に入るのだが、
それが真田十勇士の1人である根津甚八の末裔であり、
倉敷から大阪に逃れてきた、というあたりは
難波戦記とつながってくるんやね。
三好屋四郎衛門の親分肌、
周りの立てている様子が良かった。
「若き日の紀文」(南左衛門)
紀伊国屋文左衛門が「貧乏業平」と呼ばれていた頃の、
そこから品物を買った道具屋さんが繰り返し損をする話。
最後は「また来るぞ」という感じでよくウケていた。
買い取る道具屋の旦那が皿を見る際の見方など、
「はてなの茶碗」にも通じるところがあるな。
今まで見た「上方講談を聞く会」の中で、全体的には一番満足できるものだった。
南舟が以前よりかなり良くなっており、
そこで空気を軽くできていた、という印象。