2018.7.19 (八千穂高原苔の森にて)
「ユウレイソウ」:イチヤクソウ科の山野草で別名「ギンリョウソウ(銀竜草)」。日本中の亜高山帯の山地に自生する。根以外は純白色で半透明。「花」の中心にある青く透き通った丸い部分は雌しべで、その周りの黄色い点が雄しべ。青い雌しべはまるでユウレイの一つ目のようにも見える。薄暗い樹林の中でなんとなく不気味に見えることからこの名がつけられたという。草丈は10~20cmで花期は7~8月。とてもめずらしい「腐生植物」で、葉緑素を持たず光合成はできない。
長野県八千穂高原の白駒の池へ上がる途中の「苔の森」の中で偶然にみつけて撮影した。この一枚も旅の思い出写真として大事に保存している。
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