2016/7/20 05:16 撮影
05:31 撮影
06:08 撮影
「龍門の滝」(栃木県):「那須烏山市 滝」のJR烏山線「滝駅」のすぐ近くにある滝で、一度見たら必ずまた行きたくなる迫力ある名瀑である。那珂川の支流「江川」の豊かな水が、高さ20m、幅は60mにわたって変化に富んだ岩壁を流れ落ちる身震いするような姿は他ではなかなか見ることができない。とはいえ、日照り続きの季節だと水量はやや少なめになり向かって右側のほうは岩盤がかなり露出することもある。春や梅雨の時期、大雨の後をねらって出かけるとその迫力は見事である。
深夜に千葉を発って北へ向かって走り茨城県に入ると雨が降り始めた。まだ薄暗い午前4時過ぎに栃木県那須烏山市滝の「龍門の滝」入り口にある「ふるさと民芸館」の駐車場に入るまでずっと雨は降り続いていた。この滝は水量が多い時は水しぶきがはげしく、カメラの防水準備と身支度を十分に整えて撮影を始めた。
一枚目、二枚目の写真は、幅60mの滝の向かって右端の位置からの「定点撮影」で、まずはこれまで何度か訪れていちばん気に入っている位置に三脚をセットして時間をかけて撮影した。
三枚目の写真は、出かける前にJR烏山線滝駅の発着時刻表を調べて、始発の下り列車が滝の上に現れるのを待ち受けて撮影したもので、滝と列車を一緒に撮影するのはこれが初体験となった。この一枚は滝を正面から見下ろす位置の展望スポットに上がり撮影した。
以前訪れた時にも撮影中に列車が通るのを見かけたことがあって、いつか旅の記録で撮影してみたいと思っていた。上りの列車だと先頭車両のヘッドライトが隠れて映らないので下りの列車を選んだ。この瞬間には雨も水煙も強くなりかすんだ画像になってしまったが、子供心に戻って楽しいひと時を過ごすことができた。
*[参考]:初めて出かける時はルートと滝の位置がわかりにくいので、滝入り口の「ふるさと民芸館」にナビをセットして向かえば迷わず着くことができる。
*「ふるさと民芸館」電話: 0287-83-2765
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