南房総鴨川市「鴨川松島」風景
「日本三景」(松島・天橋立・宮島)はいずれも美しい海辺の景勝地である。千葉県(房総半島)でも太平洋と東京湾に面した長い海岸線で何ヶ所も美しい風景を楽しむことができる。その中で「鴨川松島」は外房随一といわれる名勝で「新日本百景」の一つにも選ばれている(鴨川市HPより)。特に島々の彼方から朝日が昇る夜明けの風景、月明かりの風景はすばらしい。
写真は海辺の断崖上の車道脇から島々を見下ろして撮影したもので、中央が「雀島」、左奥の厳島神社の屋根が見える島が「弁天島」、雀島の右奥に見える小さな島が「鵜島」、そのほか点在するあわせて七つの島の眺めがすばらしいことから「鴨川松島」と呼ばれるようになったという。「弁天島」には鴨川漁港の防波堤から橋がかけられていて渡ることができる。また写真には映っていないが「弁天島」の左には「荒島」があって、この島へも防波堤から橋がかけられている。
この景勝地の風景を楽しむには浜辺に下りてゆっくりと歩きたいのだが、「鴨川松島駐車場」はどこにもない。鴨川駅や直近のバス停から歩いて行くには鴨川漁港を目指して行けばよいのだが、車で出かけた場合は鴨川漁港まで下りて地元の人にどこかに駐車できる場所がないか教えてもらうしかない。雨が降り続いていたので浜辺に下りるのはやめてまた天気の良い日に出直すことにした。
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