◆新米ママたちに捧げるエッセイ◆
市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。
…の前に、こうふでうふふ。
“な”から始まるいいもの、みっけ。うふふのふ…その2よ。
原っぱでおおぜいの誰かさんたちがひそひそ話、しておりました――
「見返り美人図って知ってる?」
「知ってるわ。菱川師宣(ひしかわもろのぶ)さんが書いた絵でしょ」
「おお!知ってたか。江戸時代の話しなんだよね」
「美人が何かに気を取られて、
“あら、なにかしらん”って、足を止めて振り向いてるやつだろ?」
「うん。でもさ、なんだって、そんなとこを描いちゃったのかしらねぇ」
「美人なら正面から描きゃいいのに」
「もったいないわよね。せっかくの美人が三分の一くらいしか見えないもの」
「そうだよ。振り向く瞬間を待つのも気長な話しだしね」
「ずっと、より、ちょっと、が大事なのかなぁ」
「そこが芸術なのかもね。
だれにでも訪れる何気ない一瞬を、一生の宝にしちゃうってとこ!」
「それは、絵でも、写真でも、俳句でも、音楽でも」
「…んじゃ、誰でもゲイジュツカってやつになれるの?」
「もちろん!気付きさえすれば、ね」
「そもそも、私たちのこと、気付いてたコウフシミン、いたかしら」
「1人だけ確実に気付いてたね。
“おお!?後姿がゲージュツじゃん”とか言いながら
日差しと俺らの後姿との競演を写真に撮ってたからな。
付けたタイトルはたしか…」
~題・見返り美白タンポポ図~
足を留めて、目の高さを変えれば、ほら、アートが生まれる
いつも、から、一瞬を切り取る宝さがし
今回のうふふな“な”の付くもの、それはね…
『なんでもない甲府の原っぱにもゲージュツのタネが落ちていた…かも?』
なのでした。うふふのふ。
ということで、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“な”の巻その弐、スタートよ
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『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』
~“な”の巻~
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◆なんどいえばわかるの=何度言えばわかるの。または、何回言ったらわかるの。
やんちゃ盛りの子どものしつけ場面にて子どもが親の意に反する行いをした折に
たびたび登場する台詞のひとつ。これに対して、「んーっと・・・百万回目でちゅ!当たりでちゅか?」などと
子どもがふざけた回答をすると、本当のところ言ってる親だって何回目か数えているわけではないので、
当たっているかどうかもわからず事態は混沌とし、親は別途なイライラに襲われる
実は、百万回‘言う’よりも、ほんの数回だけ‘やってみせる’ほうが効率がいい
たとえば「早く寝なさい」よりも「いっしょに寝よう」の方が効き目があるし、
「ほら、パパにいってらっしゃいでしょ。手を振って」と言うより、
毎朝ママが手を振ってお手本になるほうが手っ取り早い
また、他人の前でカップアイスのフタについたクリームをベロベロなめる我が子を母親が
「みっともないからやめなさい」と叱ると、
「だって、おうちでママが」と返され、みっともないママの確認および周知になることもある
門前の小僧は習わぬ経を覚えちゃうのだ
母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから。
(つづく)
◆◇◆甲府市内の子育て関連情報◆◇◆
≪イベント≫
2014年5月6日
・第45回こどもの日えんそう会
2014年5月8日
・子ども☆わくわく映画会(中道つどいの広場)
≪講座≫
2014年5月5日
・子どもの日にちなんだ紙工作
2014年5月23日
・ハンドメイドでエプロン作り
≪ 教 室 ≫
・まちなか健やかサロン健康教室日程
・パパママクラス
・子育て支援施設