◆6月は甲府のとうもろこしの最盛期◆
市民レポーターの村上由実です
市民レポーター活動も今年で3年目を迎え、これまでさまざまな内容をご紹介してまいりましたが、その中で唯一6月だけは、例年同じモノを主役にしていました。
それが「とうもろこし」です
昨年も一昨年も、甲府の良きモノとして「甲府之証」にも認定されているとうもろこし「ミルフィーユ」を主役にした料理教室をご紹介し、今年も開催を楽しみにしていました
村上さんの過去のブログはコチラ↓
・こうふ開府500年 山城地区特産のとうもろこし(ミルフィーユ)料理教室(2019年6月26日)
でも、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、今年は開催されないとのこと。
さらに、毎年6月上旬に風土記の丘農産物直売所で開催される「もろこしフェア」も中止…
しかし! そんなことはまったくお構いなしなのが、当の「とうもろこし」たち。
今年もこんなに立派に育っています
とうもろこしは播種から85日~90日程度で収穫を迎えるものが一般的。
つまり、6月に最盛期を迎える露地栽培のとうもろこしは、3月頃種をまいていることになりますね
とうもろこしの収穫は早朝に行います
これは、高温になると実の糖分がエネルギーに変わって甘味が落ちてしまうため。
気温の下がった夜に糖分を蓄え、気温が上がる前の早朝に収穫するのがベストなので、最盛期はまだ暗いうちから収穫作業を行うのです
収穫の目安はヒゲ。ヒゲが茶色く縮れてきたら収穫適期です
昨年、一昨年とご紹介した「ミルフィーユ」は、黄粒と白粒が混ざったバイカラー種ですが、「もろこしフェア」で販売される予定だった「きみひめ」は黄粒種
また、今年は「ドルチェドリーム」という品種も栽培されており、そちらは「ミルフィーユ」と同じバイカラー種です
これ以外にも、黄粒種の「ゴールドラッシュ」や、市川三郷町で人気の「甘々娘」など、とうもろこし、といってもさまざまな品種があります。
とうもろこしのシーズンはまだ始まったばかり
今年はいろいろな品種を食べ比べて、お気に入りを見つけてみませんか
「ミルフィーユ」は、JA山梨みらい“穫れたてLand”山城店で、「きみひめ」や「ゴールドラッシュ」は、風土記の丘農産物直売所で購入することができます。
たくさん食べて、とうもろこしの旬を楽しみましょうね
甲府の良きモノ「甲府ブランド認定制度」
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/shoko/kofunoakashi.html
甲府ブランド認定制度(農林産物部門)について
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/nogyoshinko/2016314buranndo.html
JA山梨みらい“穫れたてLand”山城店
https://life.ja-group.jp/farm/market/detail?id=1096
風土記の丘農産物直売所
http://fudoki-nakamichi.com/index.html