◆第1走者は「木成り甘熟 大石早生(おおいしわせ)」◆
市民レポーターの村上由実です
皆さま、『広報こうふ』8月号p26「とびだせ!市民レポーター!」、ご覧になっていただけましたでしょうか
広報誌では、令和最初に甲府ブランド「甲府之証」の仲間入りを果たした「木成り甘熟大石早生」についてご紹介しました。
取材でお世話になった生産者の丹澤好照さんは、以前、梨の取材でもお邪魔していて、今回2年ぶりの再会でした。
「お久しぶりです」とお声がけすると、丹澤さんも以前のことを覚えていてくださいました。
こちらが2年前の4月、棚栽培の梨の下で撮影した写真
そしてこちらが今回。
丹澤さん、変わらずお元気そうで安心しました
梨やすももは、授粉や摘果(てきか)の作業が必要で、行う時期もほぼ同じです。
「大石早生」は、梨や他の品種と収穫時期が重ならず、また台風などの影響も少ないため、割と育てやすい品種だということでしたが、出荷時期は10日間ほどの短い期間。
そんなお忙しい中取材に応じてくださり、本当にありがとうございました。
取材が終わると、
「せっかくなので、2、3個味をみていってください」
とおっしゃる丹澤さん。お言葉に甘えじっくり吟味…
これまですもも狩りの経験はありますが、「大石早生」を食べた記憶はありません。
おそらく人生で初めての「大石早生」狩りをし、頬張らせていただきました。
また、紙面では
「常温でしばらく置いておくと赤くなり、渋味や酸味が飛んで甘味が際立つ」
とご紹介しましたが、実際3日後にはこんなに真っ赤になり、畑で食べるのとはまた違うジューシーな甘みを感じることができました
「大石早生」は、すもも品種リレーの第1走者で、リレーは9月頃まで続きます。
風土記の丘農産物直売所へ行くと、代表的な品種を知ることができます。
丹澤さんは「大石早生」以外に、「ソルダム」、「サマーエンジェル」、「貴陽」、そして「太陽」を栽培しているそうです。
実は2年前、広報誌以外に続編ブログの取材でもお邪魔しており、その日収穫したばかりのすももを見せていただいていました。
そのときの写真がこちらの2枚。
「ソルダム」と「サマーエンジェル」です。
このときは、まさか2年後に市民レポーターブログでこれらの写真を使うとは思いもよりませんでした。
2度も取材に応じてくださり、丹澤さんには感謝の気持ちでいっぱいです
現在直売所では、すももの王様と呼ばれ、贈答用としても人気の高級すもも「貴陽」や、貴陽の親にあたる品種「太陽」の出荷も始まっています。
すももの品種リレーはまだもう少し続きます。
甲府市が全国に誇るすもも、一緒に堪能しましょう
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●甲府ブランド認定制度(農林産物部門)について
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/nogyoshinko/2016314buranndo.html
●Go!Go!市民レポーターが行く
2018年6月号・真っ白な花から瑞々しい梨「幸水」が育つまで
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/daisuki/reporter/shimin/tobidase/201806.html
●真っ白な花から瑞々しい梨が育つまで[続編](2018年7月10日)
https://blog.goo.ne.jp/kofu-reporter/e/e7e03a306d3958a7f2f2bc10ff382b8c
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