◆~本と歩こう⑰~◆
こんにちは。市民レポーターの 三井玲子 (みつい れいこ)です。
今回は、山梨県立文学館で開催中の
『まるごと林真理子展』 9月11日(金)~11月23日(月・祝)のご報告です♪
庭園では、楽しい看板がお出迎え。
山梨県立文学館において、存命中の作家展は初めてという、今回の「林真理子展」。
山梨県を代表する作家として、関連イベントも行われています。
◆チケットとチラシ(表・裏)◆
会場では、両親の人柄や時代背景から始まり、ご本人の生い立ちや活動の軌跡をたどる構成になっています。
手書きで原稿を書くスタイルの林真理子さん。『西郷どん!』など、原稿用紙の厚さが圧巻です。
母・みよ治さんの達筆な色紙や、所蔵の着物(白大島)と帯、ドレスなども展示されています。
長年にわたり、文学界から芸能界など幅広いジャンルで活躍し、チャリティー活動にも尽力。
近年では、「元号に関する懇談会」有識者委員、ワイン県やまなし副知事なども務められています。
山梨市出身の作家・林真理子さんの多彩な才能が伺える展示内容です。
ぜひ、みなさんも足を運んでみてください★★★
◆作家気分で記念撮影◆(撮影許可スペース)
~本と歩こう⑰~ 林真理子さんの作品より
※書影は出版社の許諾を得ています。
『秘密のスイーツ』 林真理子・著 いくえみ綾・絵 ポプラ社(2010年)
学校に行けなくなった小学6年生の少女リサと、太平洋戦争時代に生きる小学5年生の雪子。
ケイタイとお菓子を通じて結ばれた、時空を超えた二人の友情を描いた作品です。
希望に満ちたラストが深い余韻を残します。大人の方にも読んでいただきたい物語です。
―林真理子さんのご活躍をこれからも楽しみにしています。ありがとうございました。