きみどりの窓

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「食べるラー油」を作ってみました

2010-08-22 | 台所
今話題のラー油を作ってみることにしました。
台所ネタの3連荘です。

たまたま桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」が発売された直後にスーパーで見つけ、興味本位で買ってみて「意外にうまいじゃん」と思ってました。
かと言って使い道も餃子のタレに入れる程度しか思いつかず、我が家での消費ペースはゆっくりしたものでした。

1ビンを使い切り、次に買おうと思ったらブームになっているということで、もはや手に入らなくなっていました。
どうしても手に入れたいというものでもないので、「手に入るようになったらまた買えばいいや」というのが私とカミさんの共通のスタンスです。

そのカミさんがどこからかラー油のレシピを手に入れたようで、2度ほど手作りしました。
1度目は少々失敗、2度目はおいしくできました。

そこで私も挑戦してみようと思った次第です。

写真1. 材料1(にんにくスライス、フライドオニオン、山椒)

カミさんの第1号の失敗の一因は、にんにく、玉ねぎを生のものを使ったこ
とでした。
2号では、にんにくスライス、フライドオニオンともに市販のものを使用しました。
山椒は、今回初めて登場です。私のオリジナルということで。

写真2. 材料2(干しエビ)

中華材料として市販されている干しエビです。
この干しエビが食べるラー油の主役だと思います。

以上の材料を細かく刻んでおきます。

カミさんによれば、人によって具材にジャコやアーモンドスライスを使ったりすることもあるようです。
要するにお好みでなんでもあり、ということですね。

写真3. 材料3(白ゴマ、一味唐辛子)

唐辛子は日本の一味唐辛子と使いました。
韓国の唐辛子を使うとまろやかな辛さになるそうですが、そもそもラー油ってどこの調味料でしたっけ?

写真4. 油を熱します

ラー油と言うと胡麻油のイメージがありますが、今回のレシピでは胡麻油とサラダ油をブレンドして使用します。
胡麻油100%だと「食べる」にはしつこ過ぎるのかな、と思います。
鷹の爪、ネギ、ショウガを入れて油を熱します。

鷹の爪などは焦げる前に取り出し、さらに煙がうっすら出始める程度まで油を熱します。
それを、写真3状態のボウルに投入します。

その後、粗熱が取れたところで写真1~2の具材と調味料を混ぜます。

調味料は、コチュジャン、砂糖、しょう油です。
砂糖を加えるのはちょっと意外。

写真5. ほぼ完成

全ての具材を投入したところです。
金属製のボウルは熱くて持てません。
くれぐれもやけどに注意です。

写真6. ビン詰め

冷めたらビン詰めします。
そのまま1ヵ月程度は常温で保存可だということです(レシピに書かれていたメモによる)。

できたラー油をさっそく試食です。
これも我が家の定番朝食の温玉うどんに混ぜてみました。

辛さは山椒のスーっとした辛さが加わっていてほぼイメージしていた「やや辛」に仕上がりました。
油の辛さに対して、具材にはコチュジャンなどによる甘さを感じます。

写真7. 温玉うどんに入れて試食

温玉うどんは、温めたうどん玉に、温泉玉子、天かす、ネギを乗せてしょう油をかけるだけ、という超簡単メニュー。
味のアクセントにラー油が合いますよ。