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Bトレ 小田急3000形を組む(後編)

2018-12-03 | 工作室
小田急3000形の後編であります。

Bトレなんぞあっと言う間に組めるのですが、前編から時間がかかってしまったのには理由があります。
そこは本文の中で・・・

写真1. 箱を開ける

4両セットなので、あたり前ですがパーツは4両分。
これまで組んだBトレの場合、車体(側面)はともかく、先頭車のお面が2種類あったり、屋根板が2パターン(非冷房と冷房/パパンタ有りとパンタ無し等)あったりして、良くも悪くも組んだ後にパーツが残ってしまうのですが、このキットの場合は、屋根板はきっちり4両分。
なぜかスカートだけはクハ2両に対してそれぞれ3形態が同封されてますが。

小田急3000形の実車には4両編成というのは無く、開封前はクハ+デハ+デハ+クハの4両として、2両のデハをパンタ付きにしようと思っていたのですが、中間車用の屋根板はパンタ付き用が1両分しかありませんでした。
まあそれならそれで1パンタ/4両で組むだけですがね。

写真2. カプラーの交換

上から換装前(T車用/アーノルドカプラー)、換装後(T車用)、換装後(M車用)。
今さらですが、当社の標準仕様としてカプラーは実車がどうあれ、KATOカプラーNに換装しています。
今回は台車もKATO製なので、カプラー交換には何の問題もありません。

カプラーの交換も含めて1時間弱で4両を組み上げました。

そしてパンタグラフを付けようとすると問題が。
(正しくはこのパンタ問題は組む前に判明していたのですが・・・)

写真3. 足の位置が合わない

当初用意したのはTOMIXのPT-7113-B。
屋根に開いた取付穴が合わないというのは折込み済みだったのですが、足の位置が合わない。
深く考えずにシングルアームパンタならなんでも良いだろう的に購入したのが間違いでした。

ということでここで足踏み。

それからいろいろ調べてみると、小田急3000形のパンタグラフの正式な形式は特定できませんでしたが、模型化にあたってはPT-7113-Dが使われている様子。
ということで、あらためて「D」を調達。

写真4. PT-7113-B(上)とPT-7113-D(下)

足の位置だけでなく外観も違っています。
Nゲージのパンタも枝番違いで製品化されているなんて、昔しか知らない私には隔世の感があります。

写真5. タイプDの取付け

取り付けは足の位置に合わせて屋根に穴を開けて差し込みます。
写真では判りにくいですが、長さ方向は問題ないですが、幅方向はパンタの足の間隔が屋根板のモールドより少し狭く、モールドのちょっと内側に穴を開ける必要がありました。

写真6. 完成です

パンタグラフの調達で時間がかかってしまいましたが、パンタの取付け(穴あけ作業を含む)作業込みで、組み立て時間は実質1時間半といったところでしょうか。

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