頂き物の干支のお菓子で、明日はお抹茶を頂きましょうか?
昨夜、息子に声をかけると
抹茶は茶の間の食卓ではなくて、ちゃんと
お座敷で頂きましょうと言う。
お座敷は寒いから嫌だなぁと思ったおばあちゃんでしたが
息子のセンスを尊重しましょうと思いましたよ。
床の間の掛け軸はいつの間にか、ほととぎすに取り替えられている。
今朝目覚めてからは、座敷の火鉢に火を入れたり
電気ストーブを座敷に運んだり、抹茶がいただける様に
息子の身体も動く動く。
こちらもたっぷりのお湯を沸かしたり、抹茶を漉したり
茶杓 茶筅 建水 茶巾の用意。何が足りなくても
抹茶は点てられない。茶碗も温める。
義母が愛した抹茶茶碗の中から、息子が持って来たのは
唐津焼。箱も相当古いもので 初めて見る茶碗。金継ぎが施されている。
良いねえ。これ好き。大好き。これで頂けるの?嬉しいね。
お菓子も何と美味しいお菓子でしょう。京子ちゃんから頂いたのよ。
お心遣いを頂いて、何と有難い事でしょう。
茶の間の食卓よりも 美しく、美味しく本当にありがとう。息子殿。