マリアさまと三人の博士

昔々 おばあちゃんは 聖劇でマリアさまになったのよ。
それを聞いていた おじいちゃんが…幼い頃 日曜学校のクリスマスで 三人の博士の一人になったよ。

それから 二人の昔ばなしに 花が咲いたことがあった。

幼い頃 二人の姉と一緒に 日曜学校にいくのが嬉しかった。

クリスマスには
お星がひかるぴかぴか
らくだが通る
かっぽかっぽ… を歌った…

姉が 大きな声で歌ったらだめよ。と言うから きっと 大きな声で歌っていたのだろう。

牧師は 目が見えない方だった。牧師のお話しは覚えていないけれども 牧師の声は 今でも覚えている。独特な含みのある きれいな声だった。幼い女の子が牧師に付き添って いつも一緒だった。

自宅のクリスマス は 姉の弾くピアノを囲んで 家族で 讃美歌を歌った。
母のメゾソプラノはきれいな声だった。父は主はきませり 主はきませりをくりかえし ちょっと音が外れるのに
家族で歌うのが好きだった。

終戦より もっともっと昔のこと…

冬至

暖かな 冬至。
これから 日がのびていく…
古代には 冬至が一年の始まりだったと聞く。

一番夜が長い日の昨夜 イタリア料理店の 食事付きコンサートに行った。

バイオリン クラリネット ピアノのトリオ…

ストラヴィンスキー
モーツアルト
バルトーク

バルトークは始めて聞く曲だった。
リズムも 音の流れも 音の重なりも
面白く聴く。

難曲にとりくみ 自分のものになるまで
弾き込む努力が素晴らしい。

演奏家も 聴く人も満たされて 幸せな夜だった。

みかん

果物が好き…柑橘類が好き…

和歌山の有田に みかん狩りに行ったという〇〇ちゃんが みかんを 送ってくださった。

遠い所から おばあちゃんのことを 思っていて下さることに 涙ぐんでしまう。



なりくちの 鋏のあともみずみずしい…
あまりの美味しさに 又 なみだ…

夕食便

電話をすれば 野菜やくだものを届けてくれていた八百屋さんが 店を閉めた。
近くには マーケットもコンビニもない。

デパートの 夕食便というのを始めて使ってみた。二時までに 買い物をしたものを 頼んだら 夕方までに 三百円で配達してくれる…というもの。

重いものでも 安心して買い物できる。

レジの横に 夕食便を受け付けるコーナーがあって 係りの人がテキパキと頼んだものを コンテナに納めていく。
なまものには 保冷剤が入る。

三時には 自宅に届いた。
これからは 時々 夕食便を使うことになりそう…。

小菊

あっち向き こっち向きの小菊を 切って 寄せて見ると愛らしい。
今年の小菊は これでおしまい。



この ミニシクラメンは
去年の株… 前の年のが こんなに立派に咲くのははじめて…
まだ 沢山のつぼみが生まれている。