知人のロシア女性は、とても押しが強い。
ああ言えばこう言うで、いつも我を通してしまう。
ようするに「ロシア人」なんである。
モスクワ発日本語ラジオ放送「ロシアの声」に知人が出演するので
放送日を伝えたところ、彼女はたいへん興味を示し
こう申された。(以下、私との会話。)
「じゃ、マグニタフォン(テレコ)で録音して、
あとで聞かせてくれないかしら」
「あ、ロシアの声はインターネットでも聞けますよ。
ネット使ってらっしゃいますよね」
「でも私その時間、家にいないのよ」
「いや、あの~、インターネットなら好きなときに
何度でも再生して聞けるんですけどぉ……」
「……いいから録音してきてちょうだい!」
アナログ世代だからネット操作がめんどうなのはわかるけど、
こっちだって録音なんてめんどくさいよー。
あ!そうだ、テレコ人に貸してたんだ。
「じつは今、テレコないんです~!(ラッキー)」
「あら、うちにあるわよ。もっていきなさい!」
げっ……。そうきたか。
しかも、取り出してきたのはどう見ても本人のテレコではない。
だって、デカデカとこう書かれたシールがはってあるもの。
「クローズアップ現代」
……こ、これはもしや、某国国営放送局の備品では?
そんなの私用に使って、しかも人に貸していいのか~?
いいのだ、ロシア人にとってはそんなこと。
それよりねー、ネットの音をテレコでとるなんて
テレビの前にマイク置いて、オープンリールの
テープレコーダーまわした昭和三十年代を思い出すよ。
ネットラジオの意味ないじゃん!
ああ言えばこう言うで、いつも我を通してしまう。
ようするに「ロシア人」なんである。
モスクワ発日本語ラジオ放送「ロシアの声」に知人が出演するので
放送日を伝えたところ、彼女はたいへん興味を示し
こう申された。(以下、私との会話。)
「じゃ、マグニタフォン(テレコ)で録音して、
あとで聞かせてくれないかしら」
「あ、ロシアの声はインターネットでも聞けますよ。
ネット使ってらっしゃいますよね」
「でも私その時間、家にいないのよ」
「いや、あの~、インターネットなら好きなときに
何度でも再生して聞けるんですけどぉ……」
「……いいから録音してきてちょうだい!」
アナログ世代だからネット操作がめんどうなのはわかるけど、
こっちだって録音なんてめんどくさいよー。
あ!そうだ、テレコ人に貸してたんだ。
「じつは今、テレコないんです~!(ラッキー)」
「あら、うちにあるわよ。もっていきなさい!」
げっ……。そうきたか。
しかも、取り出してきたのはどう見ても本人のテレコではない。
だって、デカデカとこう書かれたシールがはってあるもの。
「クローズアップ現代」
……こ、これはもしや、某国国営放送局の備品では?
そんなの私用に使って、しかも人に貸していいのか~?
いいのだ、ロシア人にとってはそんなこと。
それよりねー、ネットの音をテレコでとるなんて
テレビの前にマイク置いて、オープンリールの
テープレコーダーまわした昭和三十年代を思い出すよ。
ネットラジオの意味ないじゃん!