昨年の原発事故後まもない頃。
「EMSが届きました!」とモスクワから連絡があったのは、
日本から荷物を送り出してから11日目のこと。
当時は「日本からの荷物は放射能チェックを受けていて
通関に時間がかかっている」と噂されていたので、
無事の知らせに一同大いに安堵したものでした。
噂の真偽はともかくとして、EMS追跡サービスによると、
3月25日に最寄り局から発送した荷物は、翌26日には日本を出て、
ロシアの国際交換支店に到着したのは30日。
(どこをどう飛べば4日もかかるんでしょう?)
そして4月1日には税関検査、数時間後にはもう送り出され
翌2日には配達局に届いてます。
てことは、通関は意外やノープロブレムだったということ。
でも2日は土曜日、週末にかかってしまったのがまずかったのか、
このまま局に留め置かれ、4日は「保管」となっています。
以上は日本側のEMS追跡レポート。
かたやロシア郵便局の追跡レポートによると、
「4月4日20:00 技術的理由により未配達」。
出ました! ロシア得意の慣用句「技術的理由」!
これ、決して機械系トラブルなどの意味ではなく、
「都合により」程度の遠まわしの言い訳として
使われることが多い用語。
4日は月曜なのに何してたんでしょう??(笑)
と、ロシアらしい突っ込みどころはあるにせよ、
翌5日、中身を抜き取られることもなく、荷物は無事到着。
しかもネットで追跡までできるようになるなんて!
なんでもフランスでは、EMS未着トラブルが続出し、
「EMSは送るな!」が合言葉なのだとか。
郵便事情でロシアがおフランスを超えるとは夢のようです!
「EMSが届きました!」とモスクワから連絡があったのは、
日本から荷物を送り出してから11日目のこと。
当時は「日本からの荷物は放射能チェックを受けていて
通関に時間がかかっている」と噂されていたので、
無事の知らせに一同大いに安堵したものでした。
噂の真偽はともかくとして、EMS追跡サービスによると、
3月25日に最寄り局から発送した荷物は、翌26日には日本を出て、
ロシアの国際交換支店に到着したのは30日。
(どこをどう飛べば4日もかかるんでしょう?)
そして4月1日には税関検査、数時間後にはもう送り出され
翌2日には配達局に届いてます。
てことは、通関は意外やノープロブレムだったということ。
でも2日は土曜日、週末にかかってしまったのがまずかったのか、
このまま局に留め置かれ、4日は「保管」となっています。
以上は日本側のEMS追跡レポート。
かたやロシア郵便局の追跡レポートによると、
「4月4日20:00 技術的理由により未配達」。
出ました! ロシア得意の慣用句「技術的理由」!
これ、決して機械系トラブルなどの意味ではなく、
「都合により」程度の遠まわしの言い訳として
使われることが多い用語。
4日は月曜なのに何してたんでしょう??(笑)
と、ロシアらしい突っ込みどころはあるにせよ、
翌5日、中身を抜き取られることもなく、荷物は無事到着。
しかもネットで追跡までできるようになるなんて!
なんでもフランスでは、EMS未着トラブルが続出し、
「EMSは送るな!」が合言葉なのだとか。
郵便事情でロシアがおフランスを超えるとは夢のようです!
チェリヤビンスクまではあっという間に届きましたが、通関に4日ほどかかった記憶が有ります(ソビエト時代は国外との郵便物のやり取りおよび通関手続きは全てモスクワで集約してましたね。)。
この時は、ebayで落札者の方にモノを送ったのですが、現地の方から「輸入品だと、通関手続きに何週間もかかったり、高率の関税がかかる可能性が高いから、”Gift”扱いにしてくれ」と依頼されました。
逆に、先月ロシアからガイガーカウンターを購入(恐れていた状況になってしまいました…)したのですが、モスクワでの通関は1日で済みました。
Russian Post (EMS)のWeb Trackingやスピード向上には、ソビエト時代からは想像できない進歩がありますが、今回の輸入で、ロシアらしいエピソードを一つ…
今回、Russian PostのSmall Packet用オリジナルボックスに梱包されていましたが、ボックスのサイド4分の1が衝撃で潰れた状態になっていました。この辺の作業の乱雑さは、相変わらずです。
ソビエト時代、エカテリンブルグ(当時スベルドロフスク)の駅構内で郵便物を運んでいた電動カートが、ホームに郵便物をばら撒きながら疾走していった光景を思い出しました。
とは言え、ソビエト末期や新生ロシア初期の混乱期を思うと、この時代を思うと大きな前進ですね。
逆にフランスやイギリスのRoyal Postは、ムチャクチャの状況ですね。
ここ10年、イギリス在住の従姉に年一回グリーティングカードを送っているのですが、3回ほど未着でした。
3年前にイギリスからCDを購入した時も、AirMailなのに3ヶ月経っても到着せず、返金してもらいました。
Royal Postはムチャクチャな民営化(日本もそれを真似したのですが)で、郵便物の紛失率が5%を越えていると言われており、今は言いだしっぺの保守党が再国有化を言わざるを得ない状況になっています。
そう思うと、プーチン時代に入って、様々なインフラがノロノロながらも徐々に整備されてきており、急西側諸国との逆転現象も見られているのでしょうね。
ところで「恐れていた状況」というのが気になります。ロシアのガイガーカウンターの精度はどうですか?
一応、自宅周辺の値は安全値のようです。
アメリカ企業のガイガーカウンターを購入した知人が居るので、今度並べて測定してみる予定です。
私が購入したのは、SOEKSというメーカーのもので、見た目が携帯電話のようなポータブルタイプのものです。
突起のようなものが付いており、植物内の硝酸塩濃度を測定する機能も付いています。
見た目はまあまあイケている感じですが、
・ボタンを押した時のチープな感じ
・新品(ファクトリー・シールド)なのに本体に指紋が…
・読みにくいマニュアル
…とロシアらしさが散りばめられており、オイオイと思いながらも、安心しました。
内心、開封前から「何か」があると思っていたので…