瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

歌え!!アニソン!!~新・ルパン三世~ その1

2007年02月04日 20時53分05秒 | アニソン
今日は立春…という訳で風情良く梅羊羹の写真なぞ…。↑




――トゥルルルル~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~…………♪
        ――タタッ♪――タタッ♪ ――タタッ♪――タタッ♪

――トゥルルルル~~~~~~……………♪
        ――タタッ♪――タタッ♪

ルパン・ザ・サァ~~~~ド♪

――ガァーーーン!!!

パッパパッパァ~~~♪

パァ~パァ~パァ~~~♪

パッパパッパァ~~~♪

パッパラッパァ~~~♪

パッパラッパァ~~~♪

パパラパァ~パァ~~~♪

パラパァ~~~♪

パァ~パパァ~~~~♪――タタタンッ♪

――タタンッ♪――タタンッ♪ ――タタタタンッタッタタンッ♪

パッパパッパァ~~~♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)

パァ~パァ~パァ~~~♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)
          
パッパパッパァ~~~♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)

パッパラッパァ~~~♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)

パッパラッパァ~~~♪(パッパララララ♪)

パパラパァ~パァ~~~♪(パァ♪)

パラパァ~~~♪

パァ~パパァ~~~~♪(ジャーン♪ジャーン♪ジャーン♪)

ルゥ~~~♪ルルルルゥ~~~~♪
(ア~~ァ♪ア~~~~…♪)

ルルルルゥ~~~~♪ルルルルゥ~~ルル♪
    (ア~~ァ♪ア~~~~…♪)

ルルルルルルゥ~~~♪
(ア~~~~ァ……♪)

ルルルルルルゥ~~~♪
(ア~~~~~……♪)

ルルルルゥ~~~…ルルルルルルゥ~~~~~♪――タタンッ♪――タタンッ♪  ――タタタタンッ…♪

ルパン・ザ・サァ~~~~ド♪


パッパパッパァ~~~♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)

パァ~パァ~パァ~~~♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)
          
パッパパッパァ~~~♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)

パッパラッパァ~~~♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)

パッパラッパァ~~~♪(パッパララララ♪)

パァ~~パパァ~~パ♪(パァ♪)

パラパァ~~~♪

パァ~パパァ~~~~~~~~~~♪

ルパァ~~~~ン♪

ルパァ~~~~ン♪

ルパァ~~~~~ン♪

ルパァ~~~~~~ン♪

――タタタンッ♪

――タタンッ♪――タタンッ♪

――タッタタンッタンッ…♪




………初っ端から歌詞無かよ…!(汗)(←そう計画したのは自分じゃん)



…今日、初めて此処観た方は、さぞかし面喰っただろうな…。(苦笑)

念の為言っときますが、自分の耳に聴こえた通りに書いてます。
「違う!そこの音は『タァ~ラァ~ラァ~~♪』だ!!」なぞと意見されても困りますんで宜しく…歌詞なんかも信じないでね。(笑)


原作は『週刊Weekly漫画アクション』でモンキー・パンチ氏が連載していた漫画、それを東京ムービーがTVアニメとして制作。

同名タイトルの作品が1971年10/24~1972年3/26迄放映されたのですが、当時は未だ「TVアニメは子供の物」という風潮が色濃く、視聴率的に全く振るわなかったらしい。
何度も再放送されてるので、昔の作品と言えど御存知な方は多いでしょう……実際前半は物凄く大人向けで難しかった。
まるで最盛期(失礼)のフランス映画の様にお洒落で、しかも難解。
コアなアニメファンには人気を博したが、一般には殆ど受入れられなかったらしい。
その為か、放映序盤からスタッフの入替えが為されてたり。
後半は高畑勲氏&宮崎駿氏の有名コンビが演出に参加、子供にも楽しめる様なスラップスティックノリに変貌して行きました。
しかし時既に遅かったか…番組は視聴率不振により、約半年で放映終了と相成ってしまったのでした…。

現在の人気を考えると、ちょっと想像出来ませんね。

終了した時、スタッフの1人がこんな事を口にしたそうです。


「未だこの作品を制作・放映するには、時期が早かった。
 しかし…近い未来に必ず、『ルパン』の時代がやって来る!」


…多少台詞は違うかも知れませんが(汗)…こんな事を言ったと、何処かの雑誌に載っとりましたです。(汗)
今聞くと、まるで預言者の言葉のようですね。(笑)


もしも再放送されてなかったら、『ルパン』は今頃、「知る人(マニア)ぞ知る傑作」のまま終ってたでしょう。

本放映終了後、何回にも渡って再放送が行われる事に。
…何故、何回にも渡って再放送が行われたかっつうと、低視聴率だった作品故放映料が安く済み、流すTV局側にとって都合が良かったからだそうな。

つまりは作品価値が低かったからだと。(笑)

何回にも渡って放送してる内に視聴率は鰻上り。
第1シリーズ終了してから約5年後…目出度く第2シリーズ製作・放映が決ったのでした。


1977年10/3、第1シリーズの時同様、日本TV系で放映開始。

↑で挙げた歌詞(←歌詞…?)は第1話~26話迄使用されたOP歌(←歌…?)です。
タイトルは『ルパン三世 愛のテーマ』。
作曲&編曲は大野雄二氏(←『名探偵コナン』のイメージ曲等を作曲した方)、演奏はユー&エクスプロージョン・バンド。

今聴いて観ても斬新なOP、実に格好良い。
作曲した大野氏は本当、名作曲家かと。
今やこの曲=『ルパン』と誰もが頭に浮べるんじゃないでしょうか?
作品の名を売った1要素だと思うんですよね。

OPフィルム的にも各キャラの特徴が観ただけで解る。

特に自分的注目シーンは、度肝を抜くよな夜這いの仕方と言いますか。(爆笑)


――窓硝子をパリーン!!!とド派手に割って、女性の寝所に不法侵入。


夜這いという後ろめたさを皆目感じさせない主人公の溌剌とした行動。

この爽やかさ…碇シンジ辺りに見習って欲しいですね!(←真面目に受取らんように)

ベッドにパンチングマシーン隠して待機してる不二子ちゃんもナイスだよなと。(笑)

ちなみに次点として選びたいシーンは「トレンチコート姿で波に乗るとっつあん」です。




――シュルルルル~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~…………♪
        ――タタン♪――タタン♪ ――タタン♪――タタン♪

――ルゥ~~~~~~~~~~……………♪
        ――タタン♪――タタン♪

ルパン・ザ・サァ~~~~ド♪

――パリィン……!!!

真ぁっ赤なぁ…♪

薔ぁ薇はぁ…♪

あいつのぉ…♪

唇ぅ…♪

優しくぅ……♪

抱締めてぇ…♪

くれとぉ……♪

強ぇ請るぅ……♪――タタタンッ♪

――タタンッ♪――タタンッ♪ ――タタタタンッタッタタンッ♪

瞳のぉ…♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)

おぉくに…♪

獲物を…♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)

映してぇ…♪

寂しくぅ……♪(パッパララララ♪)

問い掛けるぅ…♪(パァ♪)

愛のを……♪

在ぁり処ぁ…♪(パァ~パァ~パァ~~♪)

お~~~とこにはぁ~~~~♪

自分のぉ~~~♪世ぇ界がぁ~~~在る♪

例えるならぁ♪

空を翔るぅ♪

一筋ぃ~~~の流れ星ぃ~~~~~♪

ルパン・ザ・サァ~~~~ド♪


孤独なぁ…♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)

笑ぇみを…♪

夕陽にぃ…♪(ビヨヨン♪ビヨヨン♪)

晒してぇ…♪

背中でぇ……♪(パッパラ♪)

泣いてぇるぅ…♪(パァ♪)

男のぉ……♪

美ぃ学ぅ……♪

ルパァ~~~~ン♪

ルパァ~~~~ン♪

ルパァ~~~~~ン♪

ルパァ~~~~~~ン♪

――タタタンッ♪

――タタンッ♪――タタンッ♪

――タッタタンッタンッ…♪




↑は第27話~51話迄流されたOP歌で、タイトルは『ルパン三世のテーマ(ヴォーカル・ヴァージョン)』だそうな。

タイトル通り、ルパンのメインテーマに歌詞が付いた物。
この歌詞、実は一般公募して付けられたものらしく、原案者の名前として挙げられてるのは鴇田一枝氏。
その後、千家和也氏が補作詞、ピートマック・ジュニア氏と言う方が歌ってるそうで。

…率直な感想を述べるなら……歌詞は無い方が良いな~~という。(好きな方いらっしゃったら御免)
有った方が記事を書き易くはあるんですけどね…個人的に。(苦笑)
流していた期間が短かったんで、「知らない」という方も多いかも知れない。


第1シリーズと第2シリーズの大きな違いは、第1シリーズでルパンが活躍する舞台は日本だが、第2シリーズでは「世界を股に掛けている」。
とっつあんも警視庁から国際刑事警察機構『ICPO』に出向。(ちなみに大抵の方が予想されてるでしょうが…現実の『ICPO』にそんな大それた権限は無く、したがって世界を自由に廻って犯人を追ってる様な捜査官は居ないそうな)

他には…不二子ちゃん&五右ェ門の声優さんが変更。
不二子ちゃんは二階堂有希子氏→増山江威子氏へ。
五右ェ門は大塚周夫氏(『ワンピース』でゴールドロジャー役やってる人)→井上真樹夫氏へ。
声優さんが替った事でキャラのイメージも大分変りましたです。
不二子ちゃんは「強気な女性」から「色っぽい女性」に、五右ェ門は「怖い男」から「甘い男」に…キャラ作りは設定だけの仕事じゃないという事ですな。


作品の傾向としては宮崎氏&高畑氏が敷いた第1シリーズ後半ノリを活かす形で、よりスラップスティックコメディ風味となって行きました。
もっとも宮崎氏は第2シリーズが気に食わなかったらしく、「あのルパンは偽者だ」とまで仰ってたらしい。
この件は『その2』で再度採り上げるとして…。

しかし視聴者からの人気は頗る高かった。
「面白ければ何やっても良い」というスタンスで、他作品のパロディまで積極的に行っていました。(ベルバラとか)
人気が高かったお陰か、使えるセル画枚数も多目(大目)に観て貰ってたらしく、最近のTVアニメの倍以上もの枚数で制作されてたりする。

一目観たら、あまりの動きのスムーズさに多分驚くかと。

「ルパン的お約束(レギュラーは毎回全員登場等)」と呼ばれる法則は、このシリーズで確立され、現在迄それは活かされていると言えるんでないかと。



…長くなったんで『その2』に続きま~す。




参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、東京ムービー公式サイト、ルパンブック等々。
コメント (2)
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