瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

歌え!!アニソン!!~未来少年コナン~

2007年02月19日 21時11分52秒 | アニソン
――一昔前、「コナン」と言えば、「未来少年」でした。





テッテッテッテレレ~~♪

テッテッテッテレレ~~♪

テッテッテッテレレ~~♪…ウ~~ウ~~ウ~~ウゥウゥワ♪

テッテッテッテッテレレ~~~♪…テレレンテテレレンテ♪――トントン♪

海は蒼く眠ぅりぃ♪(ピッピリリッピィ~♪)

大地に命芽生ぁえ♪

そして空がぁ♪ そして空がぁ♪

明日を♪ ゆ・め・見・てぇ~~~~♪

ほぉら♪

――トントン♪

生れ変った地球がぁ~♪

目覚めのあ・さ・を~~~~♪

むぅ~かぁ~え~るぅ~~~~♪

――チャンチャン♪ポロロロロロ…♪

お・よげ波ぃ♪ 蹴立てぇ~♪

はぁしれ♪ 土ぃを蹴ぇりぃ~♪

こん・なぁにぃ・地球~が♪ 好ぅきぃ~~だぁかぁらぁ♪

こんなぁ~~にぃ♪ 夜明けぇ~~が♪ う~つぅ~くしい~~~~♪

――ドッドッ♪

かぁ~~~らぁ~~~~~♪

――チャンチャン♪ポロロロロロ…♪


う・たえ♪ 声~合せぇ~♪

お・どれ♪ 肩ぁを組ぅみぃ~♪

こん・なぁにぃ・地球~が♪ 好ぅきぃ~~だぁかぁらぁ♪

こんなぁ~~にぃ♪ 夜明けぇ~~が♪ う~つぅ~くしい~~~~♪

――ドッドッ♪

かぁ~~~らぁ~~~~~♪

――テレンテテ♪




1978年4/4~10/31日迄、NHKで放映されたTVアニメ。
制作は日本アニメーション。


――西暦2008年、行き過ぎた科学文明は、核に変る新兵器を生出し、三度の世界大戦を引起す。

「磁力兵器」と呼ばれるそれは、地球の引力を著しく狂わせ、地軸は捻じ曲げられた。

襲い来る地震、大津波……そして崩壊する文明。

絶滅の危機に瀕した人類の一部は、ロケットで宇宙への脱出を試みるが、狂った引力により引き戻され、空しくも墜落してしまうのだった。


それから20年後……大部分は海に没し、数箇所の小陸地のみ僅かに残されただけの地球で、人類は絶滅したかの様に思えた――


――だが…人類は死んでは居なかった…!


…な~んてオープニングだと、別の漫画かアニメが始まりそうですが。(笑)

ほのぼの~とした絵の為、そうは見えないでしょうが、実はSFだったんですよね~、このアニメ。(笑)


アレクサンダー・ケイ氏の著作『残された人びと』が原作って事ですが、監督「宮崎駿」氏の手によって、かなり脚色されてるらしい。
後の宮崎氏の作品観ると、まぁそうだろうな~と…『ナウシカ』や『ラピュタ』、テーマ全く同じですもん。(笑)

そんな訳で宮崎アニメの原点と呼べるかも知れない作品。


第三次世界大戦から20年後の未来(2028年?)…ロケットが墜落した孤島で、お爺と2人っきりで暮していた少年「コナン」が、或る日「ラナ」と言う1人の少女と出会った所から物語は始まります。

今迄生残ってた人間は、お爺と自分だけだと思ってた。
陸地もコナン達の住む「のこされ島」だけだと思ってた
しかし「ラナ」が話すには、人間は未だ沢山生残ってて、陸地も此処だけでなく、他にも2ヵ所存在するらしい。

1つは「ハイハーバー」と呼ばれる平和な島。
もう1つは「インダストリア」と呼ばれる、大きな科学都市。

自分の生れ故郷である「ハイハーバー」に戻りたいと話すラナ。
そこに彼女を追って、「インダストリア」からの飛行艇が、島へとやって来る…。


今や有名なアニメだから、説明せんでも知ってるよ~って方は多いでしょう。
しかし意外な事に、本放映時はそんな人気高くなかったらしく。
『ルパン三世』同様、何度か放送重ねられた事で、人気が上ってったそうな。


…何で人気が低かったかっつうと……色々説唱えられてますが、要するに「原作の無いオリジナルアニメ」だったからじゃないかな~とね。
在っても『コナン』の場合、言ってみりゃ形だけでね…恐らく「原作無いとアニメ化×」とか言われて、仕方なく(と言っちゃ原作者に失礼ですが)用意した部分も有るんでないかと…いや真相は知りませんが。(汗)

例えば今だったら、「今度『のだめカンタービレ』のアニメ放送するらしいよ~」ったら…元からファンの人は観ようとしたでしょう?
人気漫画が既に存在するから、宣伝するにも都合が良い。
「これが元にした『作品』です」っつってパッと見せりゃ良いんだから。

今じゃ人気の高いオリジナルアニメも、本放映時は大抵パッとしてなかったりするもので。
何度か再放送されるか、打切りの情報流れてファンが騒ぐか、映画化してファンの長蛇の列がニュースに流されるか…人気が出たパターンとしては、大体こんなもんかと。(笑)

マメな再放送によって、金の卵が産れる場合も有るのです。


今、ヤフー動画で1話だけ無料で観られる。
久し振りに観たけど、やっぱり面白いな~と感じた。

別に宮崎氏のファンって訳じゃないけど、素人目で観ても氏の作風は判るんですよ。
やっぱ天才で別格な方だよなぁと。

『特命リサーチ』って番組で、以前「宮崎アニメは何故、こんなにも大勢の目を惹き付けるのか?」なんて特集やりまして。(他にやるべき特集は無いのかと思わなくもなかったが…)
「動きが不規則でナチュラル」だから、なんて結論出してましたよ。(笑)
人間の目は規則的な動きを嫌がり、不規則な動きに惹き付けられるようになってるんだと。
大昔狩人だった記憶から、生物の不規則な動きを、目で追い駆けようとするのかもしれない。(さながら鼠を捕る猫の様に)

もっとも宮崎氏以前から、アニメで「不規則な動き」を表現してた、名アニメーターさんが居ったのですよ。
その名は「大塚康生」氏…この方、セルを綺麗に重ねず、わざと右に左にズラして重ねる事で、不規則な走り方を表現して見せた。
コナンでも作画監督として参加して居られる。
国内アニメの作画レベルを上げた、名アニメーターの御1人でしょう。

他にも高畑勲氏(←『火垂るの墓』の監督)、石黒昇氏(←『マクロス』の監督)、とみの喜幸氏(←現、富野由悠季氏…初代『ガンダム』の監督)、 近藤喜文氏(←『耳をすませば』の監督)、川尻善昭氏(←『妖獣都市』の監督)といった、アニメファンの間でかなり有名な方々が、スタッフとして名を連ねてる。

アニメは沢山の人が手懸けて作る物。
名監督さえ居れば、名作が出来る訳ではないという…当り前ながら。


…肝心のOPの件、話し忘れてましたな。(汗)

タイトルは『いま地球が目覚める』、作詩は片岡輝氏、作曲&編曲は池辺晋一郎氏、歌ってるのは鎌田直純氏&山路ゆう子氏。
黒文字部分は男性、赤文字部分は女性、青文字はデュエット部です。
歌う時は参考にされてみて下さいませ。(笑)


昔はコナン&ラナの関係観ても、特に何とも感じるものは無かったけど、今観ると微笑ましいな~と思える。
…自分も年を取ったんだなぁと。(笑)

モンスリーなんかもね…今観ると…良い女じゃ~んと心底感じる。
子供の目で観てた時は、あの結婚オチにかなりびっくりしましたが、大人の目で観ると成る程な~と解るものが有ったり。
段々可愛くなってく彼女が、観ていて楽しいんだ。(笑)


…所で2008年って、来年なんじゃあ?(汗)




参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、コナン公式サイト(http://www.nippon-animation.co.jp/conan.html)、
     NHKのコナンサイト(http://www3.nhk.or.jp/anime/conan/)等々。







……ありゃ?……こむぎさんのサイトが繋がらない…。(汗)
コメント
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