瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

2013年、クリスマスには歌を歌おう♪その6

2013年12月26日 21時23分17秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
昨夜みんなの所へクリスマスは来たかしら?
「来なかった」と言う人の所へは、ひょっとしたら「グリンチ」が来たのかもしれないわ!
今夜紹介するクリスマスに観たい映画は『グリンチ』――2000年にアメリカで公開されたファンタジックコメディ映画よ♪


「1つの雪の結晶の中の世界の物語――フーヴィルと言う町に住む人達は皆クリスマスが大好きだ。
 彼らは大人になると鼻の天辺が突き出て赤くなる種族。
 そのフーヴィルの町の北には、町のゴミ捨て場になっているクランビットの山が在った。
 雪山の頂き奥深くでペットの犬と一緒にゴミに囲まれて暮らすグリンチは、毛に覆われた緑色の体で人よりハートが少し小さい奇妙な男。
 『クリスマス大嫌い!!人間大嫌い!!』な彼は、しばしばフーヴィルに下りて来て悪戯をするので、町の皆の嫌われ者になっていた。

 今年ももうじきクリスマスがやって来る。
 特に今年は千年祭で何時も以上に盛大に祝われる事になっていた。
 浮かれる町の大人達を他所に、シンディ・ルー・フーと言う少女だけは浮かない顔をしている。
 彼女は皆が買い物や御馳走やプレゼントの事ばかりで、クリスマスの意味を考えない風潮に疑問を持っていたのだ。
 そんな時、シンディは郵便局の収集所でクリスマスカードに悪さをしていたグリンチと出くわした。
 びっくりしたシンディは収集箱の中に落ちてしまうが、危ない所をグリンチに助けて貰った。
 『グリンチは本当は良い人なのでは?』と考えたシンディは、彼がクリスマスを大嫌いになった理由を、グリンチの同級生であるメイ・フー市長やマーサ・メイ・フーヴィエに訊いて回る。
 同級生の話によるとグリンチは幼い頃マーサ・メイに恋をしていて、クリスマスにプレゼントを贈ろうとしたが、恋敵のメイ・フー(市長)から毛深い点を指摘されて髭を剃ろうとしたのだという。
 パーティの当日、学校へやって来たグリンチの顔は傷だらけ。
 笑いものにされたグリンチはショックを受けて、以来クランビット山に篭ってしまったのだ…。

 グリンチに同情した心優しいシンディは、その年のクリスマスの王様にグリンチを推薦する。
 自分が王様になりたいメイ・フー市長は渋い顔をしたが、シンディの心温まるスピーチを聞いて町の皆も賛成する。
 喜んだシンディは早速、町のダストボックスから秘密のワープトンネルを潜り抜け、クランビット山に住むグリンチに招待状を届けた。
 思いがけない招待に『町の奴らの罠か!?』と疑うグリンチだったが、ペットの犬から強制的にワープトンネルへ突き落とされて町に送られる。
 クリスマス・イヴのパーティにぎりぎり間に合ったグリンチは、町の皆から大歓迎を受けた。
 グリンチは満更でもない気分で、町の皆と歌い踊ったり、御馳走を食べたりして、久々に他者との交流を楽しんだ。
 プログラムが進行して、いよいよ賞品の授与である。
 だがメイ・フー市長からグリンチに渡された物は髭剃りだった。
 過去のトラウマを思い出してしまうグリンチ、更に追い討ちをかけるかの如く、メイ・フー市長が憧れのマーサ・メイに突然のプロポーズをする。
 激怒したグリンチはパーティを滅茶苦茶にして山に帰って行った。
 それでも怒りの収まらないグリンチは、『この世からクリスマスなんか無くなってしまえばいい!!』、などと考え始める。
 そして彼は『クリスマスを盗む!!』という大それた名案を思いつくのだった…」

原作:1957年に刊行されたベストセラー絵本、ドクター・スース著作『いじわるグリンチのクリスマス』
監督:ロン・ハワード
脚本:ジェフリー・プライス、ピーター・S・シーマン
製作:ブライアン・グレイザー
製作総指揮:トッド・ハロウェル
特殊メイク:リック・ベイカー
音楽:ジェームズ・ホーナー
撮影:ドナルド・ピーターマン
編集:マイク・ヒル、ダニエル・P・ハンレイ
製作会社:イマジン・エンターテインメント
キャスト:ジム・キャリー(捻くれ者グリンチ)
     テイラー・モンセン(心優しき少女シンディ)
     ビル・アーウィン(シンディのパパ、ルー)
     モリー・シャノン(シンディのママ、ベティ)
     クリスティーン・バランスキー(グリンチの憧れの女、マーサ)
     ジェフリー・タンバー(グリンチの恋敵、メイ・フー市長)
     アンソニー・ホプキンス(ナレーション)

(↑http://page.freett.com/cinematable/i/data/intro/01262.html参照)


アカデミー賞でメイクアップ賞を受賞したというこの映画は特殊メイクが凄いの!
まるで人外キャラに仕立て上げられた主演のジム・キャリーは、1994年アメリカ公開の「マスク」で一躍有名になった役者さん。
日本でもヒットしたから知ってる人は多いんじゃないかしら?
「マスク」の時同様コミカルな演技で、意地悪でも憎み切れないグリンチというキャラを表現してるわ。

流行のCGを敢えて使わなかったというこの映画、私達の知らない世界に在るというフーヴィルと言う町が、とってもファンタジックに描かれてるの。
大人になると赤い尖がり鼻になるって事は、所謂エルフの町なのかしら?
この町に産れる赤ちゃんは揺り籠に入れられ、風に乗って天から降りて来るそうよ。(でも奥さんの旦那さんではなく、上司に似た赤ちゃんが降りて来たのは何故?メリーには難しくて解らないわ)
晴れの日を迎えた町の住民達の頭に、なみなみミルクティー(?)が注がれたカップや、お菓子やローストビーフなんかが飾られてるのもメルヘンねv
グリンチが劇画チックなデザインなのと対照的だわ。

捻くれ者のグリンチだけど、彼の過去を知れば同情せずにいられないわ。
かといって町の皆も気の良い人達ばかりだし、はっきり言って市長が全部悪いと思うの。
だから最後にハゲにされたのには、メリー胸がすっとしちゃった!
シンディーは本当に優しい子ね~。
それにグリンチのペット、主人に八つ当たりされても、「やれやれ」って感じで見守ってて、犬なのに人間が出来てるわ~w
ペットと言うより彼の妻か母かの様な存在ねv

孤独を拗らせ町からクリスマスを盗もうとするグリンチ。
プレゼントや御馳走を全部盗んでしまうけど、町から聞えて来る楽しげなコーラスに気付くの。
「クリスマスは店からやって来るんじゃない」って。
シンディのパパは言うわ、「クリスマスは心、プレゼントや飾り付けはおまけ」だと。
幾ら物を盗んでも、クリスマスを祝う心は盗めない。
祝福する人達が居る限り、クリスマスは毎年やって来るのよ。

それじゃあここで6曲目のクリスマスソングを紹介――「Jingle Bells(ジングルベル)」!
元々クリスマスの為に作られた曲ではないけれど、これを聴かなきゃクリスマスが始まって思えないわよね♪



【Jingle Bells(ジングルベル)】




Dashing through the snow♪
In a one-horse open sleigh♪
Over the fields we go♪
Laughing all the way♪
Bells on bob-tail ring♪
making spirits bright♪
What fun it is to ride and sing♪
A sleighing song tonight♪

(Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh♪
Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh♪)


A day or two ago♪
I thought I'd take a ride♪
And soon Miss Fanny Bright♪
Was seated by my side♪
The horse was lean and lank♪
Misfortune seemed his lot♪
He got into a drifted bank♪
And we, we got upsot♪

※()部分繰り返し


Now the ground is white♪
So go it while you're young♪
Take the girls tonight♪
And sing this sleighing song♪
Just get a bobtailed nag♪
Two forty for his speed♪
Then hitch him to an open sleigh♪
And crack! you'll take the lead♪

Oh~♪

※()部分繰り返し



【和訳】

雪の中を駆け抜ける、1頭立てのソリ
広がる雪原に、笑い声が溢れる
鈴が鳴り渡れば、一層明るく
ソリの歌を歌って楽しもう

(ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ)


数日前、ソリに乗ろうと考えた
隣に座ったミス・ファニーブライト
痩せ細った馬が運悪く
雪の吹き溜まりに突っ込んで
僕らは見事に引っ繰り返った

※()部分繰り返し


外は雪の世界、ソリをするなら若い内
今夜女の子達を誘って、ソリの歌を歌おう
切り尾の栗毛の馬に賭けよう、1マイルを2分40秒で走る馬さ
ソリに繋いで鞭をピシャリと打ちな!
きっとトップは君達が頂きだ。

※()部分繰り返し



…こんばんは、びょりです。
この映画、随所に挿入された毒やお遊びを楽しむのも観方です。
フォレストガンプ?やダイ・ハード?っぽいパロシーンが有。(笑)

歌は毎度ようつべを御参考にされてくださいまし。

今回の写真は丸の内ブリックスクエアに飾られていた、熊のプーさんのクリスマスツリーです。
天辺から蜂蜜が垂れて来る様な演出が素敵v

夜はツリーだけでなく、広場全体がライトアップされます。
コメント
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