年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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東京メトロ千代田線赤坂駅:「萬亭」   串揚げ、ステーキ、寿司が一度に楽しめる雰囲気が良いダイニング

2014-08-07 23:01:24 | 関東
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軽く一件の打ち合わせを終えて赤坂で会食
今年4月に開店した「萬亭」へ遅ればせながらお邪魔いたします
ココは「串亭」を中心に「二平」「金平」など20店舗近くを展開する(株)リアルテイストが、その集大成として、3業態の料理を一度に楽しむことが出来ることをコンセプトにオープンさせたお店なのです

エレベーターを出ますと、大きなワインクーラーが出迎え
その奥には鉄板焼きのカウンターがあって、両脇には寿司カウンターと串揚げのカウンターと、その日の嗜好に合わせたカウンターを選ぶことが出来ます
奥には個室タイプのボックス席が用意されていまして、そこでは各コーナーのお料理をあれこれといただくことができるようであります



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ってことでボックス席
初めてのお店ってことで、もっともお手軽がコース料理をいただくことにいたします
「苦手な食材はありませんか?」と聞かれ、海老が苦手な同席者は、ちょっと悩んではいましたが「天使の海老」に興味を示して、アレルギーがある訳でもないからと、食材の変更をすることなくいただきます
で、季節の前菜として提供されたのがコレ 
キチンと調理されたモノが提供されますので、これからのお料理への期待が高まります


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続いて、お造り三種盛
マグロの赤身に、ヒラマサと炙られたサワラがキレイに盛られていますから見た目でも楽しめます
器を含めて目で楽しむ和の世界 料理人にはいろんなセンスが必要ですね


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そして串揚げ
この真ん中に鎮座するのが「天使の海老」でありまして…
必要以上に伸ばされることが無い海老はプリッとした食感を楽しむことが出来ます
そもそもこのエビはメキシコからペルーにかけて広く養殖されていたようですが、青みがかった体色であることからか日本での人気は無く、これまでほとんど輸入されていなかったとこのこと
それが「天使の海老」と命名されたとたんに人気が集まっているというから、ネーミングの大切さがわかりますね
とは言うものの、ニューカレドニアの豊かな大自然の中で養殖されたエビは添加物を使わずに自然食のみで育ってられているとのことで…
海老嫌いな同席者も、これまでの海老とは全く違うと言いながら食べてましたよ


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そして、ワタシ的にお気に入りだったのは、左側にあるメンチカツでありまして…
ミンチと言うよりもユッケのように刻まれたお肉から溢れる肉汁や、そのギュッとした噛みしめるような食感が堪りませんね
ソースとの相性も良くて、あと2~3本ほどいただきたいほどでありました


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で、メインとなる内モモのステーキ
静岡県の藤枝ってトコロで育った「藤枝牛」が使われているとのことでありまして、それほどサシが入っているわけでは無い赤身肉なのですが、これがとっても柔らかいこと
特製のステーキソースでいただくのも良いですが、こだわりの昆布塩や添えられた山葵にお醤油を垂らして… なんてのも美味しくいただけます


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鉄板焼きらしく、〆はガーリックライス
お寿司で〆たかったワタシではありますが、そこは最もリーズナブルなコースでありますから…
程よいガーリックの香りに、ピシッと決まった塩味
そこに大葉の香りが加わって、意外にもサッパリといただくことが出来ました


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甘味はソフトクリーム
話に夢中になっていてちょっと溶けちゃいましたが、これがスッキリとした後味のモノでありまして、食後にいただくにはちょうど良い甘みですね


雰囲気もステキなお店でありますから、デートで使うにも良し、ちょっとした接待にも使うにも良し
いろんなシチュエーションで使えそうですからブックマークしておきましょう



【萬亭】
東京都港区赤坂4-3-6 Hitotsugi LIP 7F
03-6441-2294