ここ数日、肌寒ささえも感じるほどに涼しい日が続いていまして…
今日も霧雨のような雨が降ったり止んだりでかなりひんやり
それで久しぶりにジャケットを羽織って出掛けます
会食で恵比寿
旨い寿司をいただきましょうってことで選んだのは、大きな看板を出さない隠れ家的なお店でありまして…
ひっそりと佇む姿が何とも魅力的ではありますが、敷居の高さも感じてピンと背筋が伸びるような緊張感も良い感じであります
入口を入ったらオシャレなカウンター席がお出迎え
その中にいらっしゃるのは、島田紳助さんのお店としても有名な西麻布「長谷川」で頭を張っていた染井氏でありまして…
染井氏が握るお寿司がいただけるってことで、お店の名前は「鮨染井」
何だかワクワクしてきますね
ゴーヤのきんぴら、ナスの田楽にタコの柔らか煮など4種が少しずつ、かわいらしく盛られたお通しから始まります
意外にも素朴に美味しかったのがゴーヤのきんぴらでありまして、ほんのりとした甘みの中にゴーヤの苦味と唐辛子の辛味の調和を楽しむことが出来ますし、どのくらいの時間を掛けたのかと思うほどに柔らかいタコにもビックリですね
続いてお造り
炙られたのどくろはお口の中で蕩けるほどに脂がのっていて…
何でもココで使われる食材は築地の葉か福岡市場からも取り寄せているとのことでありまして、そののどくろは長崎沖で獲れたものであるようです
焼き物は鮭
シンプルであるが故に甘塩のバランスがモノをいう料理でありまして… その焼き加減も程よく鮭の旨みを逃すこともありませんね
茶わん蒸しには銀餡が掛けられていまして…
急に涼しくなったと言うことで、商品も秋仕様に変更されたとのことで、今日は松茸入りのモノ
ほんのりと香る松茸って幸せ気分満載ですね
プルンプルンとした玉子に出汁の香りたっぷりの銀餡の旨みが溶けこみ見事な味わいです
握りは15種ほどのネタが一貫ずついただけます
秋刀魚の握りには丁寧な包丁仕事が施されていますし、中トロはねっとりと舌にまとわるような…
それに甘みが濃厚なウニ、コリッとした歯触りが美味しい赤貝などなど…
ほとんどのネタにはちょっとした仕事がされていまして、正に染井氏の世界を堪能することが出来ます
もちろんシャリはパラっとほどけて…
いただくスピードに合わせて握っていただけ、お腹も満足したところで青のりたっぷりの汁
これがまた磯の香たっぷりで美味しいですね
なんとこの染井氏
ワタシ同郷であるってことで、その話も盛り上がり…
あっという間の2時間を過ごさせていただき、また必ずお邪魔することをお約束してお店を後にします
デートや会食、奥には個室もありますから接待にも使えるステキなお店ですね
【鮨染井 金平】
東京都渋谷区恵比寿西1-4-10 恵比寿ブリックス1F
03-6455-3900