雲ひとつない青空から降り注ぐ陽射しは“灼熱”との言葉がピタリと当てはまるようなものでありまして…
これはまさに〝命の危険がある災害レベルの暑さ〟であろうと、地上を歩き回ることを避け東京駅地下のお店でお昼をいただくことにいたします
昨日までの3連休は終わったとは言え、お盆休みを取られている方も少なくないであろうことから混み合っっているかもしれないと心配をしたのですが…
東京駅一番街にある“にっぽんグルメ街道”の人通りは疎らでありますし、目的とした『黒かつ亭』もガラガラでありました
感染拡大よりも経済をと強引にスタートした“GoToトラベル”っていったいなんだったのでしょうね?
こちらは鹿児島市内に本店を持つ“鹿児島黒豚”の専門店であることから、ちょっと贅沢に「特上ロースかつ定食」をいただくことにいたします
厚切りであることから少し時間を要するとのことでしたが、15分ほどで提供されたかつはお肉の中心にピンク色を残すミディアムレアに揚げられていまして…
そのビジュアルからも肉汁が溢れるおいしさであることが伝わってきます
カットされたかつの右から2番目は脂身が多いとことでありますから、添えられた梅塩でいただくことで、その脂身の甘みを一層おいしくいただくことができるのであります
ぽん酢でサッパリといただくこともできますが、やはりとんかつの醍醐味はフルーツの旨味とスパイスとのバランスがおいしいとんかつソースをたっぷりと掛けていただくことでありまして、タレ皿にあるソースに付けていただくのではなく、卓上に置かれたソースポットからたっぷりと…
炊き上がりに近いしっとりとしたご飯は艶々としていてお米の甘さを感じることができるものでありますし、それを一層おいしくいただくことができるようにと、鹿児島の肉味噌が添えれあるのもうれしいですね
そして豚汁
細切れの豚肉に、さいの目に切り揃えられた大根とごぼう、人参、玉ねぎが加わる具沢山なものでありまして…
かつのおいしさだけでなく、脇役とも言えるご飯や汁がおいしくいただけるお店ってすばらしいですね