年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『みりん粕漬け 鈴波』 みりん粕を使った珍しい粕漬けをおいしくいただくことができました

2020-08-15 22:58:40 | 関東
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カジュアルに着ることができる夏物のジャケットを買い換えようと…
できる限り灼熱の陽射しを浴びたくないと、有楽町駅からは地下を歩いてミッドタウン日比谷へと向かいます



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先ずはお昼をと“HIBIYA FOOD HALL”へと向かっていたのですが、“日比谷アーケード”に粕漬けのおいしいお魚を提供してくれる『鈴波』を見つけたのであります
覗いてみますと、売店には数組の人集りができていたものの、16席しかないイートインスペースである〝膳処〟には先客がひと組だけというタイミングの良さでありましたので迷うことなくお邪魔させていただくことといたします
入り口で手指の消毒をしたあと検温を受け、コロナ禍感染防止のためにビニールシートで仕切られたテーブルをいただきます


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3種の焼き魚をいただくことができる「味くらべ定食」をお願いしようと思ったのですが、限定数で提供されることから既に売り切れてしまったとのことで…
本日の焼き魚だという鰆の粕漬けとまぐろの漬け丼のふたつをいただくことができる「まぐろ漬け丼御膳」をお願いすることといたします

粕漬けといえば“酒粕”を使うのが一般的であると思うのですが…
こちらは名古屋の会社であることから守口漬と同じ“みりん粕”が使われることで甘みを感じることが特徴なのだとか
背の部分はちょっとパサついた感もありましたが、腹の部分は脂が乗っていることでしっとりと柔らかくいただけるものでありまして、僅かに感じるみりん粕の甘みを楽しことができました


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そして「まぐろ漬け丼」
使われるのはメバチマグロでありましょう
さっぱりとした味わいのまぐろではありますが、赤身だけでなく中とろかと思われる脂が乗っていることで赤色が薄いところもありますし、甘味があるタレに漬け込まれていることでのおいしさをいただくことができました



食後には日替わりで提供される粕酢がいただけるようで…
今日いただけたのは「梅粕酢」とのことで、梅果汁のスッキリ感が良い口直しとなりました



【みりん粕漬け 鈴波】
東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷 B1F
03-3501-5055