餃子をメイン商品とした酒場的なお店の出店が続く岡山市にありまして…
創業から70年続く岡山初と言われるぎょうざ屋が移転したというのでお邪魔させていただくことにいたします
城下筋 表町2丁目交差点近くにあったカウンター10席ほどの小さなお店を閉め、西川公園筋からちょっと入った柳町に移転オープンさせたお店はカウンター4席ほどと4人掛けのテーブルが4卓置かれていまして…
ひとりで気軽にお邪魔できるカウンター席は少なくなりましたが、3人で伺った今回はゆったりとしたテーブル席をいただくことができました
提供されるお料理はメインとなるぎょうざのほか、麺料理とスープが6品用意されるだけとシンプルなものでありまして…
先ずはぎょうざと飲み物を注文
薄皮に包まれた小ぶりなものではありますが、10個で500円とリーズナブルにいただくことができますし…
ニンニクを使わず、野菜をたっぷりと使った餃子は幾つでも食べられそうな軽い味わいでありましたので、もう一皿お願いしようかと思えたほどでありますが、3軒の視察予定の2軒目でありましたので我慢することにいたします
そして、お勧めの麺料理を尋ねますと「五目ラーメン」と「じゃじゃ麺」そして「焼きビーフン」が人気であるとのことでありましたので、その3品をいただくことにいたします
白菜のほか、人参や筍、木耳と入った「五目ラーメン」はとっても優しいスープでありまして…
中細のストレート麺に絡む味わいに懐かしさを感じるものでありました
そして「じゃじゃ麺」
茹で上げられたうどん麺を焼き付け、そこに肉味噌と、たっぷりなきゅうりや青紫蘇、ネギなどが盛られていまして…
それをよく混ぜ合わせていただくのですが、肉味噌にも紫蘇の実が入っているようでさっぱりとしたシンプルな味わいに仕上げられていました
最後に「焼きビーフン」
ビーフンそのものに特筆するようなことがありませんが、トッピングされたチャーシューは塩味が強いものでありまして…
予定していなかったドリンクを追加オーダーさせていただくことになりました
帰り際に厨房の中から見送ってくれたのは先代の奥さまであろう方でありまして…
その優しい笑顔にホッとする癒しを感じることができました
【ぎょうざ 陶泉】
岡山県岡山市北区柳町1-14-22
086-222-1998