年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

『東印度咖喱商会』 想像以上にスパイスが効いたカレーは、なんとソースのお替わりが無料でいただけます

2020-08-16 23:11:42 | 関東
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スッキリとした青空でありますので、海を眺めながらランチを楽しむことにしようと豊海にあるまぐろ専門店へと出かけたのでありますが…
途中で日曜定休であることに気付き、築地まで足を伸ばすことにいたします

市場が豊洲へと移転することで場外にあるお店の存続が危ぶまれたこともありましたが、コロナ禍にあってはそのとき以上の危機にあるようで…
お盆休み最終日となる日曜日であるにもかかわらず閑散とした状況でありました



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お邪魔したのは築地中通りに沿う建物の細い階段を上がった先にある『東印度咖喱商会』ってお店
市場で働かれる方々の胃袋を長く支えてきたのかと思いきや…
2011年に西五反田で創業されたお店の支店として、2013年1月にオープンされたのだとか
当初は同じ通りの路面店であったとのことですが、建物老朽化のためか、10席ほどと小さなお店が手狭になったためなのか、2015年7月からは現在の場所で営業されているようです


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そんなお店でいただくのは「スパイシーまぐろカツカレー」
「上々豚カレー」がイチオシであるようにも思えましたが、ここは築地
やはり"まぐろカツ"を外すことはできないでしょうと…
5分ほどで提供していただいたカレーはかなり濃い褐色でありますし、ハーフカットのじゃがいもや一口ではいただけないであろう大きさにカットされたニンジン、そして1/6カットほどの玉ねぎと大きな具材が入っているのですが、その玉ねぎが皮付きであったことには驚かされました

中辛とあるカレーもありましたが、スパイシーなものをチョイスいたしますと…
そのお味は"カシミールカレー"を彷彿するものでありまして、スパイスの辛さで汗が噴き出すほどであったことは想定外だったのですが、しっかりとコクがあるものでしたのでおいしくいただくことができました
そしてまぐろカツ
サクッと揚がったパン粉の歯ざわりにおいしさを感じますし、まぐろもしっとりとしていてボリュームも満足なものでありました



こちらのお店でうれしいのはカレーソースのお替わりが無料であることでして、きっとお替わりをお願いすることになるのだろうと最初からソースを多めにかけていただくようにお願いしていたのですが…
お茶わん2杯ほどとたっぷりと盛られたご飯をいただいているうちにソースが心許なくなったことから、ご飯を少し残そうかと思っていたところで「ソースは足りてますか?」と声をかけていただいたのであります
そんな気配りに感謝しながら、お替りしていただいたカレーソースでおいしく完食させていただきました



【東印度咖喱商会】
東京都中央区築地4-10-7 夕月ビル 2F
03-3545-5108




『みりん粕漬け 鈴波』 みりん粕を使った珍しい粕漬けをおいしくいただくことができました

2020-08-15 22:58:40 | 関東
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カジュアルに着ることができる夏物のジャケットを買い換えようと…
できる限り灼熱の陽射しを浴びたくないと、有楽町駅からは地下を歩いてミッドタウン日比谷へと向かいます



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先ずはお昼をと“HIBIYA FOOD HALL”へと向かっていたのですが、“日比谷アーケード”に粕漬けのおいしいお魚を提供してくれる『鈴波』を見つけたのであります
覗いてみますと、売店には数組の人集りができていたものの、16席しかないイートインスペースである〝膳処〟には先客がひと組だけというタイミングの良さでありましたので迷うことなくお邪魔させていただくことといたします
入り口で手指の消毒をしたあと検温を受け、コロナ禍感染防止のためにビニールシートで仕切られたテーブルをいただきます


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3種の焼き魚をいただくことができる「味くらべ定食」をお願いしようと思ったのですが、限定数で提供されることから既に売り切れてしまったとのことで…
本日の焼き魚だという鰆の粕漬けとまぐろの漬け丼のふたつをいただくことができる「まぐろ漬け丼御膳」をお願いすることといたします

粕漬けといえば“酒粕”を使うのが一般的であると思うのですが…
こちらは名古屋の会社であることから守口漬と同じ“みりん粕”が使われることで甘みを感じることが特徴なのだとか
背の部分はちょっとパサついた感もありましたが、腹の部分は脂が乗っていることでしっとりと柔らかくいただけるものでありまして、僅かに感じるみりん粕の甘みを楽しことができました


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そして「まぐろ漬け丼」
使われるのはメバチマグロでありましょう
さっぱりとした味わいのまぐろではありますが、赤身だけでなく中とろかと思われる脂が乗っていることで赤色が薄いところもありますし、甘味があるタレに漬け込まれていることでのおいしさをいただくことができました



食後には日替わりで提供される粕酢がいただけるようで…
今日いただけたのは「梅粕酢」とのことで、梅果汁のスッキリ感が良い口直しとなりました



【みりん粕漬け 鈴波】
東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷 B1F
03-3501-5055




『鉄板和食とワイン 萬鉄』 地上46階からの展望を楽しみながらお箸でいただく塩レモンハンバーグ

2020-08-14 22:40:00 | 関東
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世間さまのお盆休みに合わせて小洒落たランチをいただくことにしようと、カレッタ汐留のスカイレストランにある『鉄板和食とワイン 萬鉄』へお邪魔させていただくことにいたします



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いつものようにお店の入り口で手指の消毒と検温を済ませ店内へ
都心の眺望を楽しみことができるカウンター席や厨房を臨むことでのライブ感が楽しめるカウンター席などもありましたが、1人であるにもかかわらずテーブル席へと案内していただくことができました


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いただいたお料理は期間限定で提供される「萬鉄肉汁塩レモンハンバーグ」
最初に牛すじカレーとご飯セットが提供され「ご飯としじみ汁はお替りできますのでメインが出来上がるまでカレーをお召し上がりください』とのこと
カレーは特筆することのないいわゆるホテルカレーのようなものでありましたが、ちょっと硬めに焚き上げられたご飯は甘みを感じることができるおいしいお米が使われていますし、濃縮したかのような出汁の旨みが効いたしじみ汁は格別なものでありました


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中心部が40mm弱の厚みになるほどにふっくらと焼き上げられたハンバーグにはグリルされたレモンのほか鬼おろしや白髪ねぎがトッピングされていて…
テーブルで塩だれを掛けていただけることでのしずる感とビジュアルの美しさに食欲がかき立てられます
肉汁をたっぷりと含んでいることでのしっとりとした舌ざわりと甘みは塩だれとの相性が良いものでありますし、レモンの酸味や鬼おろしの辛みでサッパリといただくことができました



【鉄板和食とワイン 萬鉄】
東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留 46F
03-3574-1890



『そば處 相馬屋』 夏はさっぱりといただける冷やしたぬき

2020-08-13 22:23:14 | 関東
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これほどまで暑い日が続くと外に出ることさえも躊躇いたくなりますし、身体の芯に溜まった熱が抜けない軽い熱中症のような慢性的な怠さもあって…
今日は簡単にお昼を済ませることにしようと、お気に入りのお蕎麦屋さんへお邪魔することにいたします



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メインとなる通りに面することもないのですが、この地で40年以上も近隣の方々に愛されているお蕎麦屋さんでありまして…
お昼どきを過ぎた時間でもお客さまが絶えることがないようで、6卓が置かれる店内にはひとり客を中心にテーブルが埋められています
1卓だけ空いていたテーブルをいただいたのですが、次にお客さまが来られれるとどこかのテーブルで相席となるのでしょうか


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いただくのは「冷やしたぬき」
夏にいただく麺料理は冷やし中華に限るなんて時期もありましたが、最近ではもっぱらお蕎麦でありまして…
中でもぶっかけでいただく冷やしたぬきが格別なのであります
細打ちでありながらもコシを感じる蕎麦は喉越しも良く、きゅうりのシャキッと感と梅干しの酸味と天かすが入ることでのコクが楽しめるものでありまして…
山葵を少し多めにいただき、その香りと辛みとともに一気に手繰り上げてしまいました



【そば處 相馬屋】
東京都中央区佃2-6-3
03-3531-4405



『車海老専科 天麩羅 手一束』 ムチッとした歯触りがおいしい車海老だけを使ったかき揚げ天丼

2020-08-12 22:14:10 | 関東
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新橋駅からマッカーサー道路を渡った先にある『天麩羅 手一束』ってお店
最寄りとなる新橋駅や御成門駅、内幸町駅からは何も7~8分と酷暑の中を歩くにはちょっと辛さを感じるのですが、車海老がゴロゴロと入ったかき揚げ天丼をお値打ちに提供していただけると聞いていたので…



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一面を古材建具で作られた引き戸で囲われたお店は京町家のような雰囲気でもありますし、白木のカウンター10席だけとこじんまりとした店内には清潔感があって…
目の前で調理された揚げたての天ぷらをいただくことができるであろうことへの期待感が高まります


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お昼に提供されるのは車海老を使ったと言う「海老ごろごろ掻き揚げ丼」と料理長特選 海鮮丼」の2種でありまして、掻き揚げ丼には少食な女性に向けたハーフサイズも用意されています
いただくお料理はもちろん「海老ごろごろ掻き揚げ丼」でありまして、春菊とともに揚げられた車海老はムチっとした歯ごたえがあるもの
1尾の海老を15mmほどにカットされていて、おそらく2尾ほどの車海老が使われているであろうごろごろ感を楽しくことができるのですが、衣が硬いことだけが残念でありました
とは言え、車海老の頭が5つも入った海老汁の濃厚な風味と味わいの素晴らしさもあって、全体的には満足することができました



タレが少し甘めでしたので山椒はないものかと卓上を探してみますと、七味だと思っていたものはなんと七味山椒ではないですか
センスが合うお店ってうれしいですね



【車海老専科 天麩羅 手一束】
東京都港区新橋5-5-5 1F
03-6721-5945



『黒かつ亭』 鹿児島黒豚専門店でいただく厚切りのロースかつは中心にほんのりとピンク色を残す肉汁溢れるものでありました

2020-08-11 22:02:02 | 関東
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雲ひとつない青空から降り注ぐ陽射しは“灼熱”との言葉がピタリと当てはまるようなものでありまして…
これはまさに〝命の危険がある災害レベルの暑さ〟であろうと、地上を歩き回ることを避け東京駅地下のお店でお昼をいただくことにいたします



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昨日までの3連休は終わったとは言え、お盆休みを取られている方も少なくないであろうことから混み合っっているかもしれないと心配をしたのですが…
東京駅一番街にある“にっぽんグルメ街道”の人通りは疎らでありますし、目的とした『黒かつ亭』もガラガラでありました
感染拡大よりも経済をと強引にスタートした“GoToトラベル”っていったいなんだったのでしょうね?


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こちらは鹿児島市内に本店を持つ“鹿児島黒豚”の専門店であることから、ちょっと贅沢に「特上ロースかつ定食」をいただくことにいたします

厚切りであることから少し時間を要するとのことでしたが、15分ほどで提供されたかつはお肉の中心にピンク色を残すミディアムレアに揚げられていまして…
そのビジュアルからも肉汁が溢れるおいしさであることが伝わってきます

カットされたかつの右から2番目は脂身が多いとことでありますから、添えられた梅塩でいただくことで、その脂身の甘みを一層おいしくいただくことができるのであります
ぽん酢でサッパリといただくこともできますが、やはりとんかつの醍醐味はフルーツの旨味とスパイスとのバランスがおいしいとんかつソースをたっぷりと掛けていただくことでありまして、タレ皿にあるソースに付けていただくのではなく、卓上に置かれたソースポットからたっぷりと…


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炊き上がりに近いしっとりとしたご飯は艶々としていてお米の甘さを感じることができるものでありますし、それを一層おいしくいただくことができるようにと、鹿児島の肉味噌が添えれあるのもうれしいですね

そして豚汁
細切れの豚肉に、さいの目に切り揃えられた大根とごぼう、人参、玉ねぎが加わる具沢山なものでありまして…
かつのおいしさだけでなく、脇役とも言えるご飯や汁がおいしくいただけるお店ってすばらしいですね



『南インド料理 ダクシン』 スパイシーさがお気に入りのビリヤニで暑さを吹き飛ばす

2020-08-10 22:26:17 | 関東
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気象庁の発表によると、今年7月の降水量は東日本、西日本ともに1946年の統計開始以降、同月として最多であり、日照時間は東日本で平年の41%、西日本で54%と、こちらもまた統計開始以降、最少であったとのことなのですが…
梅雨が明けてからというもの連日のように真夏日一歩手前となる暑さが続づくばかりか、ここ数日は〝命の危険がある暑さ〟と報道されるほどであります



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そんなこともあってか、冷たい麺料理や香辛料が効いたお料理などばかりに気が向いてしまうのでありまして…
これまでいただいた「ビリヤニ」のなかで一番のお気に入りを提供してくれる『ダクシン』でお昼をいただくことといたします

東京駅から歩いて5分ほど
八重洲ブックセンターの裏手にある小さなビルの地下にあるお店でありますが、狭い階段を下った先にはゆったりとした客席が広かりますし、重厚な設えに高級感が漂います


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お昼には、2種のカレーとナンなどがいただける“ミールズ”や、じゃがいもの料理をお米と豆で作られたクレープ生地で包んだ“マサラドーサ”なども用意されていますが、今日は迷うことなく“チキンビリヤニ”をいただくことにいたします

数種類もの香辛料とともに炊き込まれたご飯はスパイシーでありますし、ひと口ではいただくことができないほどの大きさにカットされたチキンがゴロゴロと…
そのままでもおいしくいただくことができるのですが、脇に添えられたライタを混ぜ合わせますと酸味が加わることでスパイシーさが抑えられマイルドにいただくことができます
もう一品添えられたナスのカレー
こちらもマイルドな味わいですから、ビリヤニにかけていただくも良し、口直しのように別々にいただくも良し
と自由に味わいたいですね



【南インド料理 ダクシン】
東京都中央区八重洲2-5-12 プレリービル B1F
03-6225-2640




『覇王』 マシマシでお願いした辛さと痺れに悶絶した麻婆麺

2020-08-09 22:08:35 | 関東
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何故だか神田駅周辺には辛痺系の麺や丼を提供するお店が多くありまして…
今日はそれを目的に神田へと出かけることにいたします
心地よい風が吹いていることで日差しさえ浴びなければ爽快ささえ感じられる好天であるのですが、ひと駅だけとは言えさすがに歩く気にはなれず、山手線のお世話になるといたします



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神田駅北口交差点から神田警察通り沿いに10歩ほど歩いたところにある『覇王』ってお店
入口脇に置かれた小さな券売機で麻婆麺のチケットを購入したあと12席ほど並ぶカウンターの端っこをいただきます
チケットをスタッフに渡しますと「辛さと痺れはどうしますか?」と尋ねられましたので、調子に乗って「ともにマシマシでお願いいたします」と答えていたのであります


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提供されたお料理の見た目に辛さを感じることはありませんでしたが、ひと口ふた口と食べ進めるうちに辣の辛さや麻の痺れがじわじわと広がってきまして…
最初のうちはストレートな中細麺のおいしさを感じながらいただいていたのですが、中盤以降はひたすら辛みと痺れに耐えることだけに集中する始末
なんとか麺だけは完食することができましたがスープを飲み干すことはできませんでした



帰り際「思っていた以上に辛くて残してしまいました」と声をかけたところ、スタッフさんから「それは申し訳ございませんでした」と応えていただき…
ワタシがマシマシでお願いしたのにと、恐縮しながらお店をあとにさせていただきました



【覇王】
東京都千代田区内神田3-20-6 第108東京ビル 1F
03-6262-9988




『COMPHO』 母体である米屋さんこだわりのお米で作られたフォーはモチモチ食感がおいしい生麺

2020-08-08 21:56:56 | 関東
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長かった梅雨がようやく開けたかと思えば連日の猛暑でバテバテでありまして…
何かサッパリとしたものが食べたいと、買いものがてらに出かけたららぽーとにオープンした『コムフォー』でお昼をいただくことにいたします



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都内の大型商業施設を中心に10店舗ほどを展開されており、ここ豊洲のお店は6月に地下鉄と直結したららぽーと豊洲3の地下フロアにオープンしたばかり
アジアンチックな設がおしゃれなステキなカフェ風のお店は女性受けしそうなのでありますが、3連休初日のお昼どきだと言うのに、どうしたことか先客は2組だけとガラガラな状況であり…
お陰で列ぶこともなく、十分すぎるソーシャルディスタンスを確保した席をいただくことができました


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フォーの本場ベトナムに“汁なし”は存在しないのでしょうが、暑い日には熱々なスープでいただく汁ものは敬遠したいところでありまして…
〝旨辛肉みそがやみつきになる味〟とある「パクチーまぜフォー」を生春巻とのセットをいただくことにいたします

ちょっとブームが去った感があるパクチーがたっぷりと乗せられていることでの爽やかな香りや優しいピリ辛に調味された鶏ミンチに食欲が唆られますし…
ベトナムから輸入される乾麺ではなく、母体である米屋のこだわりで作ったと言う生麺のモチモチとした食感は他のお店と一線を画するおいしさでありますね


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作り置きされているのだろうと思っていた生春巻もモチモチとした皮で包まれていますし、何よりその具材がシャキシャキとしていてみずみずしいこと
これは注文を受けてから巻かれたものに間違いないでしょうね



『COMPHO』
東京都江東区豊洲2-2-1 三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲3 B1F
03-3520-9564



『そば処 萱場』 夏の薬味にかかせない"みょうが"の香りと大根おろしの辛みがおいしい冷やしそばとごちそう感ある鱧の天ぷら

2020-08-07 21:41:41 | 関東
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日本橋でお約束が15:00
それで遅めのお昼をいただくことにしようと思うのですが、14:00を過ぎるとやっているお店も少なくて…
それで、新館ができてからと言うもの、すっかりご無沙汰してしまっている日本橋高島屋S.C.本館にあるレストラン街へと向かいます



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連日のように真夏日のような暑さが続いていますが、今日は昨日とは異なり無風に近い状況であることから、一段と熱く感じられますので、ツルツルっと冷たいお蕎麦を手繰ることにしようと『そば処 萱場』へお邪魔することにいたします
先ずは入り口で手指の消毒と検温を済ませた後に席へと案内していただくことができました
こちらのお店は『おけいすし』と客席を共有されているのですが、2店の間に姉妹関係はないという不思議なお店でもあります


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いただいたお料理は季節のおすすめである「冷やし蕎麦と鱧の天ぷら」
素揚げされたナスにオクラと海老、大根おろしと梅干し、そして大葉にみょうが、かいわれ大根が刻まれた薬味と刻み海苔がトッピングされたお蕎麦
先ずは梅干しの実を解し大根おろしと合わせて梅おろしを作ったあと蕎麦つゆをぶっかけ、薬味と合わせて手繰り上げますと…
冷たすぎることのないお蕎麦にミョウガの爽やかな香りとかいわれ大根の辛みが加わり、さらには梅おろしの酸味と辛みと、暑さを吹き飛ばしてくれるような爽やかさをいただくことができました


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そして鱧の天ぷら
天つゆでいただくも良し、添えられた梅塩でいただくも良しと言うことで…
2貫づけであった鱧の天ぷらは、そのふた味を1貫ずついただくことににいたします
サクッと軽く揚がった食感の良さはもとより、淡白な味わいの鱧の旨みを引き出すかのような梅塩が良い仕事をしてくれますね



【そば処 萱場】
東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋高島屋S.C.本館8F
03-3211-4111



『和鮮 しんま』 たっぷりと乗せられたまぐろのしっとりとした舌ざわりは生まぐろの中とろであろうと思わるものでありました

2020-08-06 22:24:54 | 関東
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お店の場所を勘違いしていたことで食べ損ねた「まぐろ丼」をいただこうと木場へと出掛けます
ナビでは永代通りと三ツ目通りとが交わる木場五丁目交差点からほど近いところなのですが、雑居ビルの2階であったことや目立つ看板も無いことから、入り口前に置かれたホワイトボードを見つけるまで近くをうろちょろとしてしまいました



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混み合う時間は避けようと13:00過ぎにお邪魔したのですが30人ほどで埋まってしまいそうな小さなお店に空席はなく…
6人掛けのテーブルで相席させていただくことにいたします

接客を担当される男性ひとりと、厨房には年配の女性ふたり
元気よく「いらっしゃいませ」とお客さまを迎えることがなければ、客席へ促すこともなく…
お水もセルフであるなど、サービスへの期待は無用であるようですね


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お昼のメニューには「まぐろ特製煮定食」や「鯖塩焼き定食」などもありますが、ほとんどのお客さまが召し上がらるのは「まぐろ丼」か「3点盛合せ丼」であるとのことですし…
相席させていただいて先客が召し上がられていた「3点盛合せ丼」がおいしそうでしたので、それに倣うことといたします

2分ほどで提供された商品は〝丼〟とメニューに記されているにもかかわらずご飯とネタが別盛りでありまして…
これじゃ定食じゃんと突っ込みたくなるところではあります
しかし、そのネタのクォリティーとボリュームは他と一線を画すものでありまして…
何の説明もありませんでしたが、真鯛とはまちがそれぞれ3貫と、切り落としのまぐろがどっさりと盛られているのであります
そのまぐろは赤身というよりも中とろに近いものでありますし、しっとりとした舌ざわりは生まぐろであろうことを感じさせるものであったことは感動レベルであります



【和鮮 しんま】
東京都江東区木場2-20-3 中村ビル2F
03-3820-8261




『天然本まぐろ ありそ鮨し』 2020.08.03OPEN 天然ものにこだわるネタをお値打ちに提供してくれるお寿司屋さんが東京駅に!

2020-08-05 22:06:41 | 関東
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朝から出かけていた新浦安での用事を終え、お昼をいただこうと予め決めておいたお店へ向かおうと改めて確認してみますとなんとその場所は“新木場”ではなく“木場”ではないですか…
リーズナブルでありながらもボリュームたっぷりなまぐろ丼を提供してくれると聞き、ひと月前から楽しみにしていただけに残念でなりません



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それで京葉線で東京駅まで移動し、一昨日にオープンしたばかりの〝グランスタ東京〟の視察を兼ねて『ありそ鮨し』へお邪魔することにいたします

カウンター16席のほか6人と8人が掛けられる大テーブルが二つ置かれるゆったりとしたレイアウトでありますし、思いのほか厨房が広いことにびっくり
天然ものにこだわっているとのことでもありますし、きっとお店でお魚の下処理からされているのでありましょう


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“おきまり”としていただけるのは“一の皿”から“五の皿”までの5種でありまして…
それぞれに異なる4貫が盛られていますので、おなかの具合やネタの好みで組み合わせていただけるものとなっているのであります

ってことでいただいたのは “天然本まぐろ赤身づけ” “甘海老” “釣り鰺” “若狭くじ” が握られる「一の皿」と “天然本まぐろ中とろ” “いくら” “真ごち” “カツオ” の「三の皿」をお願いいたします

メニューには書かれていませんでしたので汁物はつかないのかなと疑問に思っていたところに「サービスで海苔のお味噌汁がありますが、お持ちしてよろしいですか?」とのこと
もちろん喜んでいただきました


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ふた皿8貫をいただいたところでお腹は6分目
どうしたものかと迷いましたが、お寿司のおいしさは納得なものでありましたので “ねぎとろ手巻き” “活穴子” “こはだ” “のどぐろ” が握られる「四の皿」を追加でいただくことにいたします
天然本まぐろをウリとしていることから全てのお皿にまぐろが握られていまして、先にいただいた一の皿には赤身のづけが、三の皿には中とろ、そしてこの四の皿にはねぎとろ巻きが握られるなど、いろんな味わいを楽しむことができ満足であります



お値段だけを見たときにはちょっと強気な設定であると感じていたのですが、しっとりとした舌ざわりが楽しめる天然もののにぎりをいただいたあとではお値打ちであることを感じることができ…
サービスとともに満足させていただくことができたのですが、お茶パックが入ったままのお茶が提供されたことがもったいなく思います



【天然本まぐろ ありそ鮨し】
東京都千代田区丸の内1-9-1 グランスタ東京1F
03-6268-0890




『酒と肴、時々うどん カタトソデ』 〝うどん+酒場+おにぎり〟と3つの顔を持つ、ビアードパパを展開する麦の穂が提供する新業態

2020-08-04 22:00:56 | 関東
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シュークリーム専門店『ビアードパパ』を展開する麦の穂って会社の新業態一号店としてオープンしたのは昨年3月のことでありまして…
〝うどん〟と〝酒場〟、それにテイクアウトの〝おにぎり〟と3つの柱を持つ複合業態だというのですが、うどん酒場的なお店はさほど珍しくもなく、新しくテイクアウトのおにぎり店を併設をしたに過ぎないとお邪魔することもなかったのです



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しかし今日、たまたま新橋でランチ難民となってしまいましたので、これも何かの導きなのかとお邪魔させていただくことといたします
場所柄、ひとり客が多いお店なのでありましょう
店内はカウンター席をメインにテーブル席も置かれていまして…
入り口に近いカウンター席をいただくことにいたします


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お願いしたおうどんは「肉ごぼ天」
おにぎりのテイクアウトを併設するお店でもあることから、白おにぎりとのセットでいただくことにいたします
麺は手打ちであることが窺える小麦の香りがするコシがあるものですし、おつゆもだしの香りが効いたおいしいものでありまして…
甘く煮込まれたお肉も柔らかさがあっておいしいものであったのですが、ごぼうのスライスが厚めであったことから十分に火が通ることもなく、噛み切ることができないほどに硬いものであったことだけが残念でありました

そして白おにぎり
これは至って可もなく不可もなくといった感じで、期待ほどの満足感はありませんでした




【酒と肴、時々うどん カタトソデ】
東京都港区新橋2 東口地下街1 ウイング新橋内 B1F
03-3572-8215




『ドイツ料理 ピラミッド』 ドイツビールで煮込まれたという欧風カレーにプチッと弾けるジューシーなソーセージ

2020-08-03 23:02:20 | 関東
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暑い日には香辛料が効いたお料理を食べたくなるものでありまして…
リーズナブルにおいしいカレーがいただけるとのことで予てよりブックマークしておいた『ピラミッド』でお昼をいただくことにいたします



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京橋築地小学校の対面、平成通りに面するビルの地下にある26席と小さなお店でありまして…
今の時期だと〝蜜〟になると避けられそうなところであるにもかかわらず13:00を過ぎた時間でも席を待つお客さまが3組並んでおられましたが、先客との入れ替りのタイミングであったようで10分ほどの待ち時間で席をいただくことができました
そのお客さまのほとんどが女性でありましたので、ちょっと肩身が狭い感じですね


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さてさて、こちらはドイツ料理を提供するお店なのでありますが、お昼に提供されるお料理は週替わりのカレーを含めた5種のカレーでありまして…
なぜドイツ料理店でカレーなのかと思っていたのですが、ドイツビールで煮込まれたものだとわかり納得であります
とは言え最もドイツ料理らしいものをと「ソーセージカレー」をいただいてみますと…
ソースの中に隠れてはいましたが、そのソーセージは300mmほどの長さであろうと思われる本格的なものであることプチッと弾ける肉汁たっぷりなおいしさを堪能することができました
もちろんビールで煮込まれる欧風カレーもコクがあっておいしく、行列ができるほどに人気があることも肯ける逸品でありました



【ドイツ料理 ピラミッド】
東京都中央区築地2-12-16 JFA築地ビル B1F
03-6226-3008



『天空焼肉 星遊山』 天空でいただく赤身とサシのバランスが良い松阪牛のカルビととろけるようなサーロインユッケ

2020-08-02 23:48:32 | 関東
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暑い日が続くのでスタミナを付けようと焼肉をいただこうと、いつもと違うお店を探していて見つけた『星遊山』
汐留シティセンターの41Fにあることから〝天空焼肉〟と名付けられたおしゃれなお店ではありますが、おいしいお肉がいただけることに定評がある『KINTAN』の系列であるとのことで…



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週末には人通りが絶える汐留にありながらもラストオーダー間際にまで席待ちのお客さまがいらっしゃるほどに人気のお店でありまして…
その多くはアラサーのステキ女子でありますし、記念日を祝う方も多いようで、男ひとりでお邪魔したことでのアウェー感は半端ではありませんね
いただいたのは窓際のカウンター席
と言ってもひとり客用に置かれたものではなく、見下ろす景色を楽しむカップル向けと言った感じのものであるのですが…
レインボーブリッジを望める方角に向いているものの向かいにあるDENTSUビルに遮られていたことが残念でなりません


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今日が土用の丑の日だということで、今日までの期間限定メニューで提供されている「黒毛和牛肩ロースの極上うな牛丼」ってメニューもあったのですが…
ここへ来て“鰻”をいただくこともないだろうと、ちょっと贅沢でありながらもかなりお値打ちで提供されている「松阪牛 上カルビセット」と、名物商品である「日本一のサーロイン・ユッケ ハーフ&ハーフ」 をお願いします

直径20mmほどのお皿に盛られるユッケはひとりでいただくには多すぎるかなぁなんて心配していたのですが、ナッツがトッピングされたものと塩だれでいただくものとのハーフ&ハーフであったことから飽きることなくいただくことができますし…
どうやったらこれほどに薄くスライスできるのかと思うほどのお肉はお口の中でとろけてしまいそうなほどでありまして、その甘みをも堪能できるものでありました


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そしてカルビ
それは提供されたお肉を見た瞬間からおいしさを確信するほどに美しいものでありまして…
ピンク色の赤身とサシのバランスが見事なのであります
8mmほどの厚みにカットされたお肉の片面をちょっと焦げ目が付くほどにしっかりと焼き、汗をかいてきた頃に裏返して10数秒でミディアムレアの食べごろに焼き上がります

ベースとなるタレのほか、レモンダレやニンニクとコチュジャンの甘辛ダレと用意された中で、コチュジャンの甘辛がお気に入りでありまして…
一枚一枚を丁寧に、サシの甘みを楽しむようにいただきます


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そして差額を支払うことで、ご飯をユッケジャンクッパに代えることができるとのことで…
たっぷりなナムルとコクのある旨みと辛みを楽しませていただきました


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おいしい焼肉のあとには、口直しにとさっぱりとしたシャーベットが提供されまして…
その舌の上で溶けてなくなる甘みと香りに余韻を感じながら満足させていただいたランチ遠終えることができました



【天空焼肉 星遊山】
東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター 41F
03-3569-2929