野菜ソムリエより、今回は小松菜について
小松菜の一番出回る時期は10月と、1月2月ころ。
ほぼ周年出回ってはいますが、旬は霜が降りるころ。
寒さに強く、霜に当たると甘みが増すためです。
かつては東京が生産量全国1位でありましたが、現在は2位。
全国を代表する東京産の野菜という珍しい野菜です。
ちなみに現在1位は埼玉県です。
東京小松川界隈(現在の江戸川区)で、
江戸時代中期より栽培されてきた在来種です。
名付け親は八代将軍吉宗。
鷹将軍とも呼ばれるほどの鷹狩りの好きだった将軍が、
鷹狩りで有名な西小松川を訪れた際に
腹ごしらえに供されたお雑煮に入っていた歯ざわりの良い
青菜に感激し、名を尋ねたところ、地元ではまだ決まった名前が
無かっため、吉宗はここの地名をとって小松菜と名づけたそうです。
詳しくはまた追記していきます