小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

根津神社のつつじ祭りへ行く

2021年04月09日 | 日記

たまたま近くを通りがかったので、根津神社を覗いてみた。まだかと思ったが、さにあらず。遠目にも色彩鮮やかなつつじが燃えるように咲いていた。4月上旬ではあるが、1,2週間早く開花が早い感じだ。今年は桜のソメイヨシノも早かったが、見ごろは短く1週間ほどで散りはじめた。

根津神社は歩いて10分ほどの距離であるが、氏子ではないし、そう頻繁には訪れない。普段は諏方神社の方に足が向く。でも、「つつじ祭り」は別で、地元民として、つつじの美しさを堪能したいとおもう。ここの敷地はかつて徳川六代将軍家宣の屋敷だったとかで、全体が大名屋敷の風情を残していて、神社の境内とはおもえないのだ。庭のなかにある山のような景観に、多くの種類のつつじが咲くように植えられている。(千駄木の旧地から現在地に遷座したのは宝永3年1706年のこと)

早咲きから遅咲きまで4月から5月上旬まで開催されるが、もうすでに見ごろを迎えてしまった。去年は、コロナの影響で中止されたから、待ち望んでいた方も多かったのではないか。しかし、こんなに早く見ごろが来てしまったので、ふだんの感じで来るとがっかりすることになるかもしれない。お近くの方はお早めにどうぞ・・。

ともあれ、コロナ禍でふさぎ込んだ気持ちを、さぁっと吹き払ってくれる花の色香たちに感謝したい。新緑や鮮やかな花々を観る人々の笑顔、そして華やいだ会話ほど、こちらの気分を明るくさせるものはない。

 

境内から全体を眺められるが、苑内に入場するには200円かかる。12,3年ほど前から社殿の維持として浄財を寄進する名目で入場料を取るようになった。現存する江戸時代の神社建築として国の重要文化財に指定されているという理由だが、景気が悪くなって寄進も少なくなったのが実際のところか・・。

 

 

▲スマホで動画を撮り、遊びでYouTubeに投稿したら、意外と簡単にアップできた。ユーチューバーになるかな。

 


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