小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

きみ一人の音がきこえる

2018年05月27日 | 

 

憶測を抹殺せよ。想像力を排除せよ。

人形のように糸に操られていないか。

目の前の現象を注視せよ。他者の変化を認識せよ。

運命とか偶然に任せてはいないか。甘い記憶に癒されていないか。

お前には味方がいない。樹や水、土や風、自然の素材とほぼ同じだと見なそう。

苦しくないのか お前の笑いは人に見せるだけのものだ。 

信じることと、従うことはほぼ等しいと思え。

水の上の枯れた花と、斃れるお前は同じ音がする。

 

 

 

 

 

▲去年の秋、メダカがふえたので、睡蓮の根をカットして小さな鉢に植え替えた。弱々しいが咲いてくれた。


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